はい、先日に完結したばかりの作品「ムカデを束ねる女王様」に関してです。
なぜに、完結した翌日1日のPVが過去最高になっているんですかね……。PVが91になったのは初めてで、おいおいってなりました。
あれれーおかしいぞー(某少年探偵風)。
完結した作品の方が読まれるって法則でもあるのですかね? まあ、単なる偶然でしょう。うん、きっとそうだ。そうに違いない。
はい、ここまでは駄文。以下、新作の情報と悩み、その解決法について。
ドラゴンノベルスに応募する予定の作品を鋭意執筆中です。ですが、私はある程度ストックがないと公開に踏み切れない性質ですので、公開されるのは早くて今週末になるかと思われます。「ムカデを(以下略)」でも最低10話分はストックしておかないと、不安でたまらなくなったので新作でも同様になります。
それで、新作に関連する悩みになるのですが……。
あまりにも細かく世界観をくどくど説明すると、却って詰まらない作品が出来かねないことを懸念しています。
私は自分をはっきり「オタク」だと認識しているので、複数の資料を参考にしつつ物語を構築するのが癖になっています。そのうえで、己がぶち込みたい内容や説明を隙間なく詰め込もうとする。ですがね……。
そんな考えの元に創られた作品は、もはや自己満足にしかならない。要は「読者目線」が欠けているわけです。
「ムカデを(以下略)」を執筆中にも、書きたい事柄は色々ありました。
「ガレー船の構造」とか「実際の海戦に関する詳細」とか「海賊の根拠地に最適な場所」とかとか……。
上記はほんの一部なのですが、こんなオタク知識を無理に入れても面白さにはつながらない。でも全く参考にしないで書き上げた作品もまたつまらなく感じてしまう。
うーむ、資料を参考にしつつ「物語」として仕上げる際にどれを積極的に取り入れ、どれを省くか若しくは簡潔に書いて済ませるか。その塩梅が難しいと感じています。
色々と考えあぐねているうちに、私はこんな結論に至りました。
「こまけえことはいいんだよ」
すみません。少しふざけました。でも、この言葉はそこまで的外れではないように思うんです。
読者の全てではないでしょうが、あまりにも細かい部分にまで気を遣いつつ、読み進めている方は少ないのではないか、と思うのです。流し読みをしている方もいらっしゃるでしょうから。
それを考慮したうえで考えるとガチガチの設定やウンチクって読書を阻害する要因にはなっても、読み進めたい意欲を増す作用は強く働かないのではないか。
ならば、時には強引に話を引っぱって行くのもやり方としては間違っていない、とある種の開き直りをしても問題ないのでは? と結論付けました。
皆が皆、同じ分野の「オタク」ではありませんから。「多少ガバガバでも話は書けるし、それが良い作品にも成り得る」と考えたうえで、今後の新作執筆を頑張っていきたい所存です。
無論、全部がガバガバは論外でしょうが。
はい、深夜に長文を送るのはあまりよろしくないですね。
お目汚し、失礼しました。