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悪魔と人間

 結局悪魔なんてものは居らず、そこにいたのは凡庸で愚かで憐れな罪人でした。というお話です。
 自らの罪を「悪魔」という概念に押し込めた罪人は、最後に自身が「人」であることを突きつけられ人の世界で裁きを受けました。

 当初の構想より上手く纏める事が出来なくてわりと不完全燃焼です。このテーマはもう一度練り直して昇華したい。
 裏テーマとしては「耽美で退廃的な美しい非現実を現実に叩きつける」みたいなのもあるんですがこっちももう少しやりようがあったかも。

 ちなみに「メラニー」自身は羽もなにも無いただのアルビノの人間です。フリークサーカスに拾われていますが今のところ比較的良心的な境遇で可愛がられています。

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