本当は七月中に書き上げて公開したかったのですが、間に合わず。けれどそう間を置くこと無く書き上げられて良かったです。
動物虐待ビジネスは、最悪なことに実際にそういうものが存在していることは事実らしく、それに加担しているやつ全員自分がしたのと同じ目にあえばいい……という気持ちです。
もしかしたら気がつく方は気がついたかもしれませんが、この話は殺した猫の死体からカボチャが生えてくるという昔話が元ネタの一つになっています。カボチャのままだと思ったようなホラーにならないので向日葵に変更しました。向日葵の生命力溢れた華やかで美しい花の姿と、萎れて項垂れて中心部分にブツブツと種をいくつも抱えた不気味な枯れ姿のギャップが今回のテーマ向きかな、と。
ちょっとした拘りとして、敢えて種、腹と漢字表記していない箇所は、タネ=種/胤 ハラ=腹/胎 のつもりだったりします。