• 現代ドラマ

※ネタバレ含みます/ご無沙汰しています/【はじまり/D.Green】完結しました!

こんばんは、青海です。

やっと更新をしまして、
【緑になるんだ】の過去を主に描いた【はじまり/D.Green】が完結しました。

長い道のりになってしまいました。
ここ数日は、私自身が海へ呼ばれているような気持ちでした。
そして心なしか、今日は1日を通して音が耳に届きやすいように思います。

以下は本編に触れる内容となります。著者の感想を含むことも、ご留意ください。
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緑になるんだ、もはじまり、も色や音にフォーカスした内容となっていますが、
塗り重ねるうちに、響きが重なるうちにどう描いたらいいかがわからなくなるのが色や音の面白いところですね。
絵を描く時や、歌を歌う時に感じる不便さと似た感覚や感情を、文字に対しても向けることになるとは、物語が生まれた頃の私は想定していなかったと思います。

黄雅には辛い役割をたくさん背負わせてしまって、自身で生み出したと思えぬほど胸が苦しめられます。
それでも己の感情と向き合う力、それを受け入れ、相手が受け取りやすい形に整えてからそっと手渡しをする。それが彼です。
縁の下の力持ちで、周りを癒す存在である黄雅にしか任せられないポジションでした。

蒼には私がよく出会う光景や感情などを多く投影しました。曖昧さやどこからか湧く海への執着も、そうなんだろうと思います。
蒼をベースに物語を組み、要、空、黄雅と広げていったような記憶があります。

蒼と要との時間をもっとはっきり描きたい気持ちと、要はそれを見せたがらないだろうという気持ちがせめぎ合い後者が勝ちました。
兄弟のように育ち、兄弟ともまた違う複雑な関係性ですが、空の愛はストレートでカラッとしていて、黄雅は包み込むような愛で、要は深読みをすることで理解できる愛なので、蒼の世界と噛み合ったんだろうなと思っています。
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これから先は、恐らく私の手で彼らの物語を描くことはないと思います。
音楽や絵など1次創作作品が突如現れる可能性はあります。いつになるかは分かりません。

【緑になるんだ】をお読みいただいた皆さま、
【はじまり/D.Green】までお読みいただいた皆さま、
本当にありがとうございます。

またどこかでお会いいたしましょう。

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