「緑になるんだ」が完結しました。お読み頂いた皆様、ありがとうございました。
初めてまともに文字に起こし、世に出した作品です。自分の中で文字が言葉が渦巻き、騒がしくなったのでいっそのこと文字に起こすか、と軽い気持ちで始めました。
佐伯蒼は、どこから出てきた人物なのか不思議です。名前を持たず、私の中でお山座りをしていました。青色が好きなので、「あおくん」と呼ばれて欲しかったので、この名前にしました。柳黄雅も「こうくん」と呼ばれて欲しかったのでこの名前にしました。単純というか何というか……。
直接的な描写は伏せましたが、蒼と黒野要の関係性は気になるところではあります。どのくらいの仲だったのでしょうね。空もどこに気持ちが向いていたのか、わからない部分があります。自然な笑顔がずっと顔についているような子で、蒼に向ける表情だけは特別でした。気がつけばそのようにして、相関図にしてしまうとみんなの矢印が蒼に向いていました。自分にもし子供がいたら、こんなふうに育ってくれればななんて、少しだけ思いました。
ここまでお読みいただきありがとうございました。次回作もどうぞよろしくお願いします。