こんにちは。
クリスマスですね。
せっかくなので、大事な話をしておこうと思います。
物語は、太古から、法則があります。
沢山の本が出ているので、勉強されると良いかと思います。
私もいくつか本を買いました。
作り方で大切なのは、『変化と葛藤』。
例えば、『ハリー・ポッター』。
主人公の少年が、様々なことを乗り越え、大人になる話。
『少年から大人になる』が変化であり、『様々なことを乗り越え』の中に葛藤がある。
この葛藤を『ドラマ』と呼びます。
朝ドラで見るとよくわかりますが、主人公にとって良くないことが起き、それに対して、悩みながら対処していく。
面白い小説にはここがあり、退屈な小説にはありません。
例えば一日。
朝機嫌悪く起きた学生が、夜には『朝は機嫌よく起きた方がいい』と思いながら寝る。
これは変化。
でも、朝のまま機嫌悪く寝るとなると、変化はありません。
なぜ、『朝は機嫌よく起きた方がいい』と思えたのか。
その結論に導ける何かが間に書いてあれば、それがドラマになります。
退屈な物語だと、誰かに注意されて納得する。
でも面白い物語だと、
学校に行ったら新しい教師が来て、宿題をやってなかったことで放課後に残されて、逃げようとしたら教師の正体を見ちゃって……みたいに何かが起き、主人公が動かざるを得なくなる。
葛藤というのは、その出来事から何を感じて、何を選ぶのか、というのが描かれる。その結果、変化が起きるわけですね。
私の『ブドウ畑でつかまえて』では、母とうまくいっていない娘が、再会した父を使って、自分の願いを叶えようとします。よかったら、読んでみてくださいね。
ではまた明日。