ノートを覗いてくださり、ありがとうございます!(*^^*)
この度、拙作『満ち引き』が完結しました。
約6万字弱。書いていてめちゃめちゃ楽しかったです。
美術教師と教え子。そして彼らを取り巻く人々の心の絡み合い、揺れ動き。想いの満ち引き。そういうものを包み隠さずがっつり描きました。
絵を描く人々の向き合う作品たちを脳内にイメージすることも何かとても気分が高揚し、いつになくハイテンションで描いた物語でした。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054894357912ところで、本作の主人公の一人である「先生」は、実はある大きなことを最後まで隠していました。
それは、「性別」。
先生の性別は、最後まで明記していません。
すでに本作をお読みくださった皆様は、先生=女性、とイメージしてくださった方がほとんではないかと思うのですが、実はどちらの性で捉えても違和感をあまり感じず読めるように描いています。他方の性で読むと、キャラの台詞がまた違う意味を持つ場面もあるかなと思います。
相手役の教え子が男性なので、先生を女性と捉えればこうなり、男性と捉えればああなる……という感じですが、あまりどろりとヘヴィな描写は一切ないので、どちらでイメージしても心地よくお読みいただけるのではないかと思っています。当然作品の趣はガラリと変わりますが……お好みに合わせてお選びいただければ、と(*^^*)(笑)
こういうぶっ飛んだ描き方がそれなりに成り立つことを思うと、男性と女性の思考の中身は、それほど大きな差はないのかも、と思います。
人間は一人一人全員違うのだし。男性だからこう、女性だからこう、という画一的な区別は、実はほとんど意味がないんじゃないかな……なんて。
創作に向き合う人々だからこその独特な心の動きや苦悩を詰め込んだつもりの物語です。一般的な恋とはまた違う味わいを楽しんでいただけたらいいな、と思います。
お気が向きましたら、どうぞちらりと覗いてやってくださいませ。
いつも拙作を応援してくださり、ありがとうございます!心より、深く感謝申し上げます(*´∇`*)💐✨