こんにちは、碧木です。
2023年2月25日より「君の消えた日-二度の後悔と王朝の光-」という小説を書いています。
毎週末お届けしている近況ノート、今日のテーマは「小説の書き方_展開が詰まった時に!付箋を使った伏線回収と展開希望の整理のススメ」です。
現在私は「君の消えた日-二度の後悔と王朝の光-」の第四章を執筆中なのですが、物語の構成でどん詰まりになってしまいました。
https://kakuyomu.jp/users/aoblue_28/news/16818093083170582148以前、付箋を使った物語の再構成についての近況ノートを書かせて頂きましたが、前回より更に物語が積み上がったことで、今後の展開が迷子に・・・!
そこで前回とはちょっと違った手法で物語を整理したので、その方法をお伝えしたいと思います・・・!
それでは行ってみましょう!
《前回の物語再構成との違い》
前回近況ノートをさせて頂いた際は、何月に誰が何をやるという大まかな構成が決まっており、その1話1話を繋ぐエピソードを考えるというターンでした。
【前回の再掲】予定のストーリー
4月
・永遠・柊・眞白が駒葉高校に入学する
・入学式の日に事件が発生し、柊が疑われる
・遠足で柊が永遠を助ける
・永遠覚醒
5月
・教育実習で入江がやって来る
【前回の再掲】繋ぐエピソードを入れた後
4月
・永遠・柊・眞白が駒葉高校に入学する
・入学式の日に事件が発生し、柊が疑われる
・柊が”仕事”をしているシーン
・大石によって駒葉七中での柊の様子が伝えられる
・遠足で柊が永遠を助ける
・本部について永遠が知る
・冴木と出会う
5月
・教育実習で入江がやって来る
・永遠覚醒
・永遠の妹が襲撃される
・白虎と邂逅
では、今回私がどういう上京だったのかをネタバレがない程度に書いてみましょう!
9月
◯◯が登場
駒葉高校文化祭
◯◯が◯◯だと発覚する
10月
慶杏大学文化祭
11月
◯◯が登場
◯◯が◯◯だと発覚する
・・・はい!
お分かりでしょうか?
①誰を登場させるのか
②どのイベントがあるのか
③どんなことが分かるのか
これしかありません!
10月のイベントに至っては文化祭があることしか決まっておりません!誰がメインでどんな内容のエピソードなのか・・・さっぱりです。
このままでは自由度が高すぎて前回以上に物語が迷宮入りしてしまう・・・。
そこで私は付箋で以下を試しました。
《物語を読み直して付箋に書きまくる》
私は第1章から第3章まで読み直して、付箋に書きまくりました。
付箋に書いたものはこんな感じです。
★第四章で回収したい伏線をメモする
・〇〇話の視線は▲▲のものだった
・2話の◯◯は絶対ここで回収する
★自分自身に相談する形でも書いてみる
絶対にやりたい!じゃないけど、こうなのかな?と思ったものもとにかく付箋に書きました。
・冴木さんの〇〇はいつにする?
・■■さんの過去編はいつやろう・・・
・入江に☓☓☓のこといつ聞く?
・△△について眞白にいつ気づかせる?
・〇〇を文化祭で登場させておいた方が良くない?
・◇◇家についてここで突っ込ませる?
★第四章でやりたい展開をとにかく書いてみる
・そろそろ〇〇を登場させたい
・あの3人の過去話はここかな?
・文化祭で永遠に〇〇してほしい
伏線で回収したいものと今後の展開で書きたいものをとにかく付箋で書きまくりました。
枚数的には圧倒的に相談ベースで書いたものが多かったです。
展開が見えていないので確信には至らないものの、こうした方が良い展開になるのではないかというアイディアがたくさん出ました。
《物語の中に埋め込んでいく》
紙を用意して、左側には何月か最初に予定していたイベントを記載して、右側に付箋を貼っていきます。
この付箋の展開を用意するならこういうエピソードだなと付箋のメモを頼りにエピソードを繋ぎ、紙の空白に物語の大筋を書いていきます。
実際に全部書いてしまうと盛大なネタバレになってしまうので、穴埋め方式で!
9月
◯◯が登場
→〇〇から◇◇家のことを触れられる
駒葉高校文化祭
◯◯が◯◯だと発覚する
10月
◯◯と◯◯が戦闘不能のため◯◯の現場対応が増える
◯◯が改心する
慶杏大学文化祭
◯◯が文化祭に行く
◯◯と◯◯について必要なことを尋ねる
◯◯と遭遇
◯◯が自宅で預かることに
◯◯の過去について知る。
◯◯と◯◯が和解する。
11月
◯◯が登場
◯◯が◯◯だと発覚する
これで大筋が見えました・・・!
ここまで展開が見えたら、前回と同じ方法で付箋で1話1話を繋ぐエピソードを書いていけば、再構成が完了です・・・!
展開で入れられなかった付箋が残るのですが、これは第5章以降で入れることになると思いますので、捨てずに保管しましょう。
年内にようやくエピソードを書き始められます(滝汗)
私のようにプロットが超絶苦手な方でも大丈夫です!ぜひお試しください!
《最後に・・・》
本日も読んでくださり、ありがとうございました。
私が書いている麒麟の力を体に宿す従者達が人々を守るために戦う転生バトルファンタジー小説「君の消えた日-二度の後悔と王朝の光-」にも興味を持って頂けたら嬉しいです...!
来年から小説の書き方についてはnoteのみの掲載となりますのでよろしくお願いします。
本年もたくさんの愛を頂きましてありがとうございました!
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【小説の書き方】
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