こんばんは、碧木です。
2023年2月25日より「君の消えた日-二度の後悔と王朝の光-」という小説を書いています。
毎週末お届けしている近況ノート、今日のテーマは「執筆を続けるためのモチベーションの保ち方-4つの挫折からどうやって克服したのか-」についてです。
私は小説を書くことに必死過ぎて、不勉強のままweb投稿を始めてしまった結果、数ヶ月もの間PVがほぼゼロでした・・・!
そんな私が小さな挫折を繰り返しながらも1年以上楽しく小説の執筆を続けて来られたのか、私なりに深堀りしてみたいと思います。
それでは行ってみましょう!
《最初の挫折からの克服》
一番最初の挫折は投稿を始めてから全くPVが付かなかったことです。執筆することに必死過ぎて、投稿を始めるまでこの状況を全く知らなかったため、「うわぁ、こんなに読まれないんだ・・・!」と頭を殴られた感覚でした。
しかし、この時点では物語も冒頭ということもあり、核心的な部分に全く入っていなかったため、「まずは話数を重ねてないと始まらない!頑張って執筆を続けよう!」という気持ちで取り組みました。何日に何話が更新できたかメモをデスクの壁に貼り続けて、こんなに書けた!という肯定感でモチベーションを保つようにしました。
ただし、社畜性が高く月に数回しか更新できない私は、話数を増やすのに数ヶ月を要することになりました。
《二番目の挫折からの克服》
続いての挫折は更新を始めて数ヶ月が経過しても改めてPVがつかないと思った時です。すでにヒロインの柊が主人公に自分の正体を明かすエピソードだったこともあり、自分としてはここは盛り上がる話だ!と思っていたので、全くPVがつかない時は少し落ち込みました。
しかし、自分のフォロワーさんがほとんどいなかったこともあり、まずは小説を執筆している方との交流から始めたいと思って、Xで積極的にポストをしたり、返信させて頂くようになりました。
ここで大きかったのはPVがつかなくても、ストーリーの軸が全くブレなかったことです。この頃には「この物語を好きになってくださる方が1人くらいはいるはず!その方と出会うために頑張ろう!」という気持ちがモチベーションになっていました。
《三番目の挫折からの克服》
続いての挫折は10万字という目標が達成に近づいて来た時です。あと少し更新すれば、カクヨムコンのお祭りに参加できると思ったものの、10万字の先に待っているものはカクヨムコン参加の資格だけだなと感じてしまいました。私が思っていた以上に10万字以上書く方はたくさんいて、書いただけでは出会いは生まれないと気づいたのです。
私は2024年1月から毎週末更新の近況ノートを開始しました。週間連載の漫画等、最後に作者の一言が掲載されていると思うのですが、どういう気持ちで書いているのか、どんな人物なのか、どういうことを考えて小説を書いているのか、作者が透けて見えた方が、物語に入って頂く足がかりになると思ったのです。
実際に近況ノートから興味を持って頂き、フォローを頂いたり、ブックマークをして頂いた方が増えました。皆様の愛に感謝しています。
《四番目の挫折からの克服》
続いての挫折は隣の芝が青く見えてしまった時です。
Xをやっていると投稿を開始して数日で何万PV達成されたり、書籍化されたり、受賞されている方のおめでたいポストを目にすることが度々あります。特に自分も参加していたカクヨムコン9の中間発表が出た時は、落選は容易に想像できていたものの、他の方々が選考に残っている様子を見て「しんどいな・・・」という気持ちが生まれてしまいました。
しかし、これは全部、皆様の努力があってこそのご報告なのです。私が落ち込むのはお門違いです。
私は仕事でもとにかく目の前の山をこつこつと登って行くタイプです。エベレストに登るんだ!と思ってエベレストを目指せるタイプではありません。目の前に現れた山をもがきながら夢中で登ってたら、気がついたら山頂に到着しているタイプです。山頂に登れたと思ったらまた次の山が現れて、またもがきながら登って少しずつ高い山に登れるようになっていた・・・そんなタイプです。
仕事でそうなのですから小説だけはいきなりエベレストを目指せる訳がありません。そもそも私が目指すのはエベレストなのかということに疑問が湧きました。
そう思った私は、この頃になると自分のデスクのところに目標のメモを貼っておくようになりました。
この時に書いた私の目標は、以下です。
・noteのスキ100
・カクヨムのブックマーク100、PV1000
・この小説を愛してくださる方5名と出会う
まだまだ達成できていないものもありますが、少しずつ前進してきているのを感じています。自分自身が前進していることを感じられるようにすることが大切なのだと思います。
実際、noteでスキを頂けたり、カクヨムでは今月だけで(4月28日時点)でPVが80を越えました。執筆を開始してから1年2ヶ月経った全PVが3桁PVなので、1ヶ月で80PVという数字がどれ程の愛を頂いているかが分かります。私の小説に足を運んでくださり、本当にありがとうございます。
《大切なこと》
他のノートでもお伝えしましたが、小説は他の趣味と同様にジャンルにも好みが存在する世界です。また大好きなフォロワーさん達も執筆の工数が大きいため、お互いに小説を読み合うことができるとも限りません。でも、同じタイミングで小説に奮闘しているフォロワーさん達はかけがえのない存在です。悩みを相談したり励まし合いながら小説を執筆できることに幸せを感じています。これからもご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。
大好きです。
《最後に・・・》
本日も読んでくださり、ありがとうございました。
私が書いている小説「君の消えた日-二度の後悔と王朝の光-」にも興味を持って頂けたら嬉しいです。
よろしくお願いします。
☆カクヨム
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