『死鎧の騎士』昨日の夜に『第11話 勇者教』を投稿しました。
今回は勇者が魔王を倒した後の物語でありがちなカルト宗教の話ですね。その辺は割とテンプレ踏んで作ってます。
さて、問題は実際に神が存在するような世界でカルトが存在し得るのかですね。修道会自体は聖堂の下にあるようなので主神の下の信仰というよりは、割と精神的な面を強調した宗教に近いかもしれません。ただ、勇者教のように信仰対象が勇者となると、勇者が本当に神格を得ない限りは力なき信仰だったりするでしょうね。
普通のファンタジーならちょっと存在が難しいかもしれませんが、舞台がこの救いのない暗黒時代ならありえるかもです。修道会が頑張ってはいますが、足りていない状況。貧すれば鈍する。不幸の理由を誰かに求め、陰謀論に染まるのは無理もありません。
ちなみに、ここでひと騒動起こしてもいいような状況ではあったのですが、いや、布教にあたってる人材がそんな攻撃的でどうするっていうのでナシになりましたw ああ、そういえば、布教っていうのも実に宗教的ですね。古代の神々にはあまり無い概念じゃないかなとも思います。
次回、『第12話 ディールオにて』本日の夜に更新です。
お楽しみいただけますと幸いです!
『死鎧の騎士』
https://kakuyomu.jp/works/16818093088653827442