あらすじ
─僕は鳥になりたかった。
自由を得たかった。
僕は旅に出る。
隠し続けた自分を見つけ、翼を得るために。
自由となるために。
母に告げた。
────旅に出ると。
母はあなたにはまだ早いと笑った。
そんな母の言葉に僕は背を押された。
勢いは止まらず僕は鳥籠から飛び出した。
外は広く果てしなかった。
外と言う樹海を幾度もさまよった。
旅の果てを知る者は…
------母さん、俺にはまだ早いって言ったけど…
主人公が見つけ出した自分を知る者は、僕と僕の人生を覗いた者だけ。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄空っていいなぁ!
羽ばたく事が出来たのか、それを見届けろ。
この作品は主人公が殺し続けて散っていった自分を探しピースを合わせていく作品です。
お読み頂ければ幸いです。