京都府木津川市市坂にある、幣羅坂(へらさか)神社。
京都と奈良の県境にまたがる平城山(ならやま)丘陵の京都側に位置する神社です。
社伝によると、崇神天皇十年、越へ向かう道中の大毘古命が、この辺りで腰裳を着た不思議な謡を歌う少女と出逢います。
彼女の謡を怪しんだ大毘古命は、皇子の武埴安彦の反乱を察知して鎮圧、この地に神々を祀ったと言います。
同様の記述は記紀にも見え、この辺りは古代から使われてた峠道であったと思われます。
『物言わぬ大使』一:来着
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