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容疑者Hのジレンマ-missテリー & you 流れ-恐いカレー編

missテリー
 「youさん、夕飯、食べました?」
you
 「えっ?どういう風回しだぁ、何か拙い物、入れたんじゃないかぁ」
missテリー
 「う~ん、入ったのを見た…からかなぁ。youさん、和歌山毒物カレー事件って知
  ってますか」
you
 「聞いたことはあるけど、良く知らないけど?」
missテリー
 「僕も知らなかったんだけど、metubeで見てしまったんです」
you
 「テリーが興味を持ったってことは、一筋縄で行かない事件ってことか」
missテリー
 「判決は出てるんです。死刑って。でも、納得がいかなくて…」
you
 「珍しいな、いつもはトコトン、自分で調べるのに。で、どんな事件なんだ」
missテリー
 「1998年7月日、和歌山市園部で夏祭りに提供されたカレーラースがもとで食した
  67人が急性ヒ素中毒になり4名が死亡する毒物混入・無差別大量殺傷事件にな
  ったんです。最初は食中毒、青酸化合物と初動捜査の迷走もあった。」
you
 「裁判でDNAが採用されたのが1994年頃か。密室の自白より、物証に重きを置き
  始めた時代だな。そんな時に起きた凄い事件なんだ。でも、犯人は逮捕され判決
  も出てるんじゃないか、それの何が気掛かりなんだ。まさか、”美味しいカレー 
  は怖いカレー”なんて言わないよな」

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