第二の勇者登場!!というわけで、ここでリュトリザ編完結です。
だいたいプロット的には折り返し地点と思われます。
十万字少し超えるくらいで完結するかな~とは思っているのですが、だんだん描写が細かくなってきているような気もしなくもないです。
リュトリザ編について、まったくどうでもいい裏話ですが、裏で動いてる人についてややわかりにくいかもしれないと思うので、補足しておきます。
◆トキタカの動きについて
・トキタカがテルミアにやってきた地点はウェルルシア。キヌカよりも何週間か早く着いていた?
・リオニアはリオノス。というわけでウェルルシアはウェルノスと勝手に命名しました(テルミア企画上には存在しない名前)
・ウェルノスはメス。リオノスより落ち着いた性格らしい。
・ウェルルシアのドラゴンは秘匿されているため、トキタカにも発見できなかった。そこで、リュトリザのノエリサートに移動して、ルビリムの情報を得てヒームインへ。
・ヒームインで何かして巫女と知り合い、彼女の手引で潜伏していた。
・実は儀式当日は女装して紛れ込んでいたわけではない。ウェルノスは地面を移動できるという雑な設定を考えていたので、予め場所をきいた上で、儀式の最中に地中から巫女の中に紛れ込んだ(というようなことを考えていたけど書けなかったな……)。女装しててもいいんだけど流石にバレない……?
・キヌカと違って無一文でやっていたので万引きとか勇者への捧げ物を強請ったりしてなんとかしていた。
・ルビリム戦について。対ストレックのときのキヌカと同じ状況で、魔力量では圧倒的に劣っていたので、相手に魔法を撃たれる前に不意打ちで即死攻撃する以外方法がなかった(魔法の撃ち合いでは単純に魔力量が多い方が勝つ)
ルビリム戦前の魔力量ランキング
キヌカ>ルビリム>>イクタ王子>>(超えられない壁)>>トキタカ
ルビリム戦後
キヌカ>トキタカ>>イクタ王子
イクタ王子とキヌカが真面目に組んでやればルビリムはフルボッコだったハズですが……。イクタ王子ソロでもルビリムに勝算はあったかなと思います。
◆オーフとバアードについて
・バアードはリオニア出身で『湖畔』の魔法使い。
・魔法使い養成所的なところでありギルド的なところ。普通は養成所を経てどこかに就職したり、湖畔に残って研究や後進の教育やあれやこれやするわけですが、バアードは何らかの理由でそのキャリアパスから外れて、リオニアからも追い出されてリュトリザの辺境で魔法の技術で食いつないでいた超落ちこぼれ。
・トマクト族のもとでルビリムを呼び出す魔法を産みだし、よそ者ながら、族長オーフの腹心にまでのぼりつめた。(実は優秀なのか?)
・オーフとはお互い性格合わないな……と思いつつビジネスライクにやってそう。
・という、イクタ王子の生い立ちを親切に説明してくれて違和感のないキャラクターにするためだけにやや複雑な背景設定を付加されたバアードだった。
・オーフはそのまま族長を務めるだろうけど、バアードはどうなるんだろうな。リュトリザにも魔法使いの権威(沼地の魔法使い)があるので、あんまり目立つと縄張りを侵犯したということで消されそう。
・バアードがイクタ王子を嬉しそうに殺そうとしていた理由は察してあげてください。
今後の予定ですが、すぐにウェトシー編には入らずに幕間的なことをしようと思います。コメディ展開になるような気がします。
ところで、近況ノートにコメント機能ができたようなので、お気軽に感想などお願いします。ツイッターでもいいです。
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