兄と弟、それから兄の友人の、三角関係の恋のお話。
第一話「驟雨が、はじまる」は、弟の槙の視点で描いています。
ラストの一行が書きたくて、このお話を書いたような感じです。
夏の夕立の日のお話なので、2月に連載開始するには、季節感が真逆なのですが(笑)、たくさんの方に楽しんでいただければ嬉しいです。
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私は、北の大地に住んでいます。
今の時期には、人の背丈よりも高く雪が降り積もるような、そういう場所です。
これを書いている今日も、雪はどっさり降っています(笑)。
それでも、昨日が節分で、今日が立春。
空の明るさが、冬とは違ってきているのが、はっきりとわかります。