暑中お見舞い申し上げます。
暑い日が続きますね。蝉時雨が降り注いできて、うるさいと思って窓を閉めに行くと熱気が顔を覆いにかかってきます。そのような中で、私は久々に近況ノートを書きだしました。前半は2024年の振り返り、後半は作品の宣伝に充てようと思います。
【2024年の振り返り】
2024年は、連載中の小説『PEKICA SET』や、さなコン2024『遅刻してでも世界の終わりに』『胸臆の導』を起点として、自分が書きたいものを探し求めた一年となりました。その中で、他の作者さんとの交流を深められるアンソロジー企画等に参加させて頂いたことは貴重な経験となりました。
今年は長編小説の完成、そして設定の細部をきちんと描ききることを目標とし、自分の小説にきちんと向き合う一年にしていこうと思います。
【作品の宣伝】
〇ファンタジー・リベリオン
カクヨムコン10【短編】応募作品です。
本作は、私が書きたいものをできるかぎり反映させた作品となっております。どうしても! 読んで欲しい! ということで、今作については宣伝を活発化することにしました。芯が強いが緊張癖のある少女が主人公の物語となります。いつもとは違い、私自身の本質を深く反映しています。あまり多くは語れないのですが、ご興味のある方はぜひ読んで頂けますと幸いです。
◆カクヨム版
https://kakuyomu.jp/works/16818093089940020271
◆pixiv版
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=24365244
〇もう一度、ファンタジーを。
九頭見灯火さんの主催する「東京銀経社アンソロジー」に短編小説で参加させて頂きました。ファンタジーが嫌いだと公言するイケイケ女子大生の心実が、なぜかやってくるファンタジー世界の住民達と触れ合いながら自分にもう一度向き合う物語です。こちらは2025年1月現在はboothでpdf版が配信されております。
https://tginkei.booth.pm/items/6417737
この二作品では、私の信じているファンタジーを大枠で描いています。世界から個々の設定にフォーカスしていないのは実は意図的です。中学生の頃に、何も考えずにただ書きたい世界と登場人物を書いていた時期があり、その時のことを思い出しながらここまで学んできた知識を活かして書きました。
あの頃の感覚はだいぶ取り戻せたような気がするので、今後はもう少し枠を狭めた作品を書いていこうと思います。
ファンタジーを推し進めていく一方で、SF作品については今後書く機会が減っていくと思います。しかし、さなコンには今後も毎年応募し続けると共に、また良い機会があった折には立ち返ろうと考えています。
長くなりましたが、皆様におかれましては、熱中症に気をつけつつよい一年をお過ごしください。メリークリスマス。