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第 五 楽 章 閉 幕

――すべてに、ぜんぶに、たいせつなあなたとみんなに、いっぱいの「ありがとう」と「だいすき」を。

↑ 出し惜しみできる技量も才能も何もないので、予告で作者的とっておきを使いました(なんだそれ)

予告はネタバレですけど、興味のある方は良かったら予告だけでもどうぞ(せっせと横断幕を床に広げて広告宣伝する久遠の図) ↓


予告・第六楽章「全ての愛しきものたちに捧げる命の夢想曲」
https://kakuyomu.jp/works/1177354054885641974/episodes/1177354054887638428


あと、上の予告にもあるけど、ネタバレにならないキャラの寸劇も置いておこう…(せっせっと看板を吊るす)
お、怒られないかな…かな…(怯)



舞台裏レコード(一)


「物語もいよいよ佳境みたいですけど、何かこの辺りで広告宣伝でもしといた方がいいですかねぇ?」
「例えば?」
「次章では隊長が脱ぎます、とかぁ?」
「……隊長が脱いだところで誰も喜ばないと思うんですが。それでしたら、ビジュアル的にはフィディールが脱ぎます、の方がいいんじゃないでしょうかね?」
「カヤさんん、フィディールさんは脱いじゃいけないんですよぉ」
「なぜ?」
「未だにフィディールさんが女の子だって信じてくださっている読者の方々のためにも、フィディールさんは簡単に脱いじゃいけないんですぅ。これで脱いでしまって性別が判明したらただでさえ少ない人気が下がっちゃうじゃないですかぁ。特に男性だったことが判明したら、落胆の声が聞こえてくると思いますよぉ。あの手のタイプは性別不明にして読者様の妄そ――じゃなくて、ご想像にお任せするのがいい場合だってあるんですぅ」
「地の文で明確に『男』と書かれたり『彼』と表現されていると思ったんですが。それでは逆に万が一にも女性だった場合は?」
「それはもう(今まで真面目年下上司と軟派年上部下のカップリングを押している一部不特定少数の女性の感性を確実に抉ることになる上に、あの女王様然しているフィディールさんに踏まれたい&屈服させたい系の男性の方々の餌食ですので)きっと大変ですよぉ」
「……今、『きっと大変ですよ』の前に何かあったような」
「気のせいですよぉ」
「おい、お前ら勝手にオレらを脱がせようとしてやがるけど、野郎が脱いだところで面白くないどころか目の保養にも何にもなんねぇだろ! むしろお前らが脱げよ! っていうか脱いでくださいお願いします」
「お断りします」
「それは隊長のお願いでもいやですねぇ」
「じゃあ、わかった。オレが脱ぐからお前らも脱げ。それなら公平だろ」
「女性は簡単にはだけないんですよぉ?」
「男がはだけてたまるか!」
「ところで誰かが脱ぐ方向で話が進んでますけど、本当にこれ誰か脱ぐんですか? 公序良俗に反しすぎるとPG12(希望)のタグが意味をなさない上にクレームが来ると思うんですが」
「もう既に第五楽章で好き放題してますから今更遅いんじゃないんですかねぇ」
「いや、どっちかってぇと、これで誰も脱がなかった方が訴えられるような」

「「「…………」」」

「そうなれば犠牲者《モデル》は当然――」
「読者様《スポンサー》の心証はお構いなく――」

「「――実力で決めるのが妥当ですよね(ぇ)?」」

「え、ちょっと待って!? なにそこで実力至上主義みたいな感じでタッグ組んで殺る気満々なわけ!? こういうのは、この場にいない奴らも全員巻き込んで総当たり戦やって最下位決めるのが公平ってもん――おあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」


(※ この会話《ものがたり》はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在の本編《もの》とは関係ありません)



追記


よし、とりあえずカクのはちょっと一区切り。
読む方に少し走ろう。

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