番外編「白紙の水槽」の後編を更新しました。
先輩は相手が望んでいることを提供する人ですが、もちろん彼自身にも意思はあります。
目の前にロングヘアの人がいた場合、彼が「ロングヘアが一番好き」と言っても、それは嘘にしかなりません。
しかし、目の前にショートカットの人がいれば、彼は嘘を吐かずに済むのです。
この、嘘を吐かずに済む相手というのは重要で、よく言えば相性がいいということですね。
来月から、次回作の投稿を始めます。全体の3分の2くらいは書き終えているので、毎日更新でいきます。
予告していた通り、今作のスピンオフになります。ジャンルとしては、日常系萌え萌えラブコメ。
挿絵の密度は今作の2.5倍以上という気合の入りっぷりです。
そもそも、本作の重いっていうかアレな展開ばかりを書いてるとバランスを取りたくなって、連載中に片手間で癒やしを求めて書いていたものが次作です。
わざわざ日の目を見るほどのものでもないと思ってたのですが、気づいたら10万文字近くなっており、折角だしと投稿することにしました。
本作を読んでくださった方が期待しているのは今作のようなヤンデレ物かな?と思いますし、作者自身もがっつりした新作を書きたい気持ちは山々です。
しかし、この「あなたにとって~」自体も結構数年単位で準備期間を要しましたし、ヤンデレは易々と書けるテーマではないので、かなり練りたいという気持ちがあります。
癒やしを放出していたら、今度は暗い話が書きたくなると思うので、スピンオフの連載は充電期間も兼ねています。
とはいえスピンオフにヤンデレ要素がないわけではないというか、本作を読んでくださった方なら別の読み方ができるかもしれません。
よかったら、次回作もよろしくお願いします。