番外編「白紙の水槽」の前編を更新しました。分類的には日常回です。
折角なので、この調子で総文字数50万文字を目指したいですね。
韮沢瀬名さんって本当にめんどくさい女の子ですね笑 絶対幸せになれなさそうな思考回路してます。
最近先輩を書いてると、これが理解のある彼くんなるものかとしみじみ思います。まぁ餌付けしてるだけなのですが……。
個人的に韮沢瀬名さんの好きなところは、あんなにいつも先輩のことを考えているのに、彼女の視点からでは先輩の実像がろくに見えてこないところです。
本編から通して、先輩はちゃんと韮沢瀬名さんのことが大好きなのですが、韮沢瀬名さんはそれを認識する能力を持っていません。
これまでに愛されたことがないので、愛されるというのがどんなことなのか知らないのです。
彼女が唯一知っている「愛」らしきものは、「期待に応える」「その報酬として承認を得る」というやりとりだけなので、先輩が何をしても「期待に応えられたから」「喜んでもらえたから」に変換されてしまいます。
彼女自身の愛情表現の方法も、それに偏っています。
そのため、韮沢瀬名さんもちゃんと先輩が大好きなのですが、表出の方法が独自の方向性なので、別の感情に見えるかもしれませんね。