最終話の投稿をいたしました
完結ということで完走した感想と謝辞を少しだけ語らせていただきます。
この竜がいた異世界にてという作品は、私自身がネットの異世界もの読んで感じた疑問のあれこれをどうにかできないかものというのが始まりでございました。
異世界ものを書くのであれば、自分が読みたいと思えるものを書こうという結論に至り、ネットではずっと書かれ、読まれ続けているいわゆる中世ヨーロッパ風ではなく、現代に近い1930年~1940年代のようなものになったのもそれが一番の理由でございました。
途中で小休止を挟みながら3年近く連載を続け、その間に社会も自分自身の環境も変わったりもしましたが、それでもエタることなく完結できたのは、この作品に感想をくれた方、評価やレビューをくれた方、なにより投稿のたびに最新話をかかさず読んでいただいた方々のおかげでございます。
それらが一切ない状況であったのなら、ここまで続けることはできなかったと思います。この作品がなにか残すものになったのであれば、これほどうれしいことはありません。
個人的な事情により年内に新しいものを始めることはないかと思いますが、そのうちまたなにか新しいものを書こうとは思っておりますので、どこかでお見かけをしたら、気が向いたら目を通していただけると嬉しいです。
140万字近いこの作品を最後まで読んでいただき、本当に、本当にありがとうございました。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054892143524