先日、死生観を見直す出来事が、一身上に起こってしまった。
まさかの救急搬送…からの即入院。
現在、退院して自宅静養中…。
それがあったため、書き下ろしのつもりで執筆中の小説を、先ずは第1章だけでも公開しようと思い立った。
拙著「恋の水」は、脳死臓器移植についてのリアルを、ドラマなどではなかなか書かれないドナー側から忠実に書いた物で、医療従事者や看護学生さんから、たくさんの応援を頂いているのだが、あらためて自身を重ねてしまった。
「悔いを遺さないように生きる」
これが、私の小説に共通するテーマであり、今回の小説もそれが根本であるが、何にしても読者に楽しんで頂ければ、もう満足なのだから、是非とも楽しんで欲しい!