カクヨムコンお疲れ様でした!
爪紅にはたくさんのお星様や応援をありがとうございました。
実は10万字書いたのは初めてで、皆さまの応援なしには書き上げられませんでした。
結果的には恐らく文字数的な意味で間に合わなかったので、大変申し訳なく……。
たくさん応援いただいたのに、すみませんでした。
反省点がいっぱいあります。
執筆スケジュールの件もだし、書きながら連載というものが大変難しくありました。
私には書き上げてから連載の方が合っている気がします。
それから読む方も途中で中々できなくなってしまい……。
次のカクヨムコンは読み専でいこうと思うので、皆さまの作品を楽しみにしております。
それでも爪紅では初めてのことを書けて楽しかったです。
拷問、壁ドン、デコチュー、アサシン……。
主人公の名前を途中で変えるというのも、やってみたかった試みでした。
始まりはツイッターで見た中国の伝説でした。
「えくぼがある人は、前世の想い人を探すため千年を冷たい水の中で耐えた人」というもの。
調べたら、前世の記憶を持つ人は中国だけでなく日本にもいることや、記憶を持つための条件などいろいろ出てきて興味深かったです。
書き始めたときは第一部分しかプロットがなく、途中で「『琉孫』にも救いがほしいなぁ」と思って第二部を書くことにしました。
いやまぁ文字数が足りなかったということありますが……。
そして瑠玻羅と戴明国の間で戦争が起こる気がしていたんですが、起こらなかったこともなんだか意外で。
孫氏の兵法読んだ甲斐があったようななかったような……。
まぁいつかは戦争が起きるような気がします。
琉心と朱麗の物語は、ひとまずはここで終わりです。
でもどんな物語を書いても読んでも思うのですが、どこで終わらせることも、ずっと続けられることもできますよね。
時は流れ続けているから。
いつかまた、この三線の音響く物語を書くことができたらいいなと思います。
本当に、「爪紅の調べ」をお読みいただきありがとうございました。