みなさま、いつもご拝読いただき誠にありがとうございます。
こうして近況ノートを書くのは、初めてですが先日公開しました「扉の先に居たもの」が私が思ったよりも高い評価を頂き、大変うれしい内容のコメントもいただきましたので感謝の意を込めてこの度、近況ノートなるものを書くことに至りました。
またここで軽い自己紹介やこのアカウントについてお話ができたらと思います。
まずはたくさんのコメントや応援、ありがとうございます。
コメントをいただき、本当に心が温かくなりました。
私は幼少期から19世紀初頭に執筆されたイギリスおよびアメリカの小説が大好きで読んでいました。
コナン・ドイル氏の「シャーロック・ホームズシリーズ」を読んで海外小説の幻想的な魅力にとり憑かれ、以降H.P ラブクラフト、エドガー・アラン・ポー、アルジャーノン・ブラックウッド、アーサー・マッケン、ロバートWチェンバースなどを今でも読んでいます。そのため私の作品は、これらに強く影響を受けております。
このアカウントを作成したのは、日本の怪談や洒落怖などの怖い話を書いてみようと思ったことがスタートです。
しかしながら、現代日本を舞台にした実話風怪談を執筆しようとしても中々思うものができあがらず、またシャーロック・ホームズシリーズのようなバディものミステリー小説を書こうとしたものの肝心なトリックがどうしても描けず、苦悶し更新が止まっておりました。
そこで、リハビリとして自分が好きな怪奇作家であるH.P.ラブクラフト氏たちが作り出したコズミックホラーを書いてみようとし完成し公開したのが、先述しました「扉の先に居たもの」であります。
私は普段趣味でクトゥルフ神話TRPGという遊びのシナリオを作成しておりますが、そちらでシナリオとして完成しなかったものや、頭の中にふと浮かんだ未知なる恐怖を文章で具現化させるため、また敬愛するラブクラフト氏のように自分自身が時間や場所という忌々しいものに縛られず、つまらない現実から抜け出すための異界への門<ゲート>として、ここで自分なりの怪奇小説なるものを、今後も作品を公開できたらいいなと思っております。
今後とも応援のほどよろしくお願いいたします。
また私が公開するすべての作品は、19世紀初頭が主な舞台となるため時代錯誤な表現や現代において不適切だと判断され得る固定概念などが描写されることがありますが、19世紀初頭の情勢や雰囲気を作品のスパイスとして使用しているだけであり、そこに誰かを攻撃したり価値観を押し付けたりする意志はございません。
私の大好きなエドガー・アラン・ポー氏が重要視した「効果の統一」を意識し、1時間ないしは通勤時間等の空き時間で読める程度の小説を今後も執筆していきます。
どうか、貴方様が深淵に潜む未だ覗いたことのない未知なる恐怖というものをお楽しみください。