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こむら川振り返り!

自作の細かい設定や内容に関してはこの後字数を増やしたリライト作品を書く予定があるので、ひとまず今回どんなふうに創作を進めていったか、次回(あるいは次回までに)どうしたら良さそうかを書き留めておきます。

こむら川始まってる!と気付いたのが8/1。お題「光」を見て30分ぐらいでキャッチコピーの元になった「あなたを守り抜くことができたなら、私の人生も少しは良いものになると思えたんだ」という言葉が浮かびました。
最初はこれをそのまま台詞として使うつもりで、「褒められたものじゃない人生を送ってきた人が大切な誰か(=光)のためにその命を使い、自分の人生を肯定して逝く」というアイディアを出しました。

でもこれ守られた側には呪いになるのでは……?と思い、なんとかハピエンにできないか悩みつつ「誰が、誰を、何から守っているのか」を想像。同時進行で非の打ち所がない人の薄汚れた過去って良くない?やら少女騎士ってロマンだよね!やら好きな要素がむくむく湧き上がり、ルーチェの原型ができました。
それから、じゃあなんで薄汚れた子供が騎士になれたんだろう?と想像を膨らませて「嫌われ者の主君」が誕生。この辺りでお互いが相手の光となるダブル主人公で書くことが決まりました。

問題はここから。「この主従は結局何と戦ってるのか」「少女騎士の光になれるような主君が嫌われてるのはなんで?」の2点について考えていたらポンと浮かんだ王子の竜人設定。敵対する種族!特殊能力を持たずに生まれた落ちこぼれ!愛の力(?)で覚醒!王道、好き~~~~!!!!
ほぼ同時に竜=太陽の種族という設定が浮かびます。「周囲からは紛い物の太陽と蔑まれるけれど、男に救われた少女にとっては彼こそが光だった」みたいなのが大好きで……。それなら敵は夜の種族だよな、というのも自然に決まりました。

で、どうやってこれ最大1万字に収めるの?

できる限りコンパクトに、かつ最低限の情報は確保しながら冒頭を書く。これが難しすぎて、男(ニシャント)の言葉に騎士たちが敬礼を返す最序盤のシーンを書き終えるまでに10日以上かかりました。明らかにこれが敗因。
その後も話の流れや場面の情景は浮かんでいるものの情報の伝え方に手間取り、書き上がったのが確か締め切り5分前くらい?一度自主企画にチェックを入れ忘れて投稿し、慌てて編集した結果の23:59最終更新罪。

後半が駆け足なのは明らかに時計をチラチラ見ながら間に合えーーー!!って書いてたせいです、申し訳ない。手抜きは絶対にしていないのだけどベストを尽くしたとも言えないです。


さて反省点。
一番は、「どの場面でどのくらいの情報を出す必要があるか」を把握できていなかった点です。これが序盤の執筆にめちゃくちゃ時間がかかった原因であり、後半が駆け足になったのも全体を見渡してサイズ調整をする余裕がなかったのもだいたいこのせいです。

もちろん「そもそもテーマが中長編向き」というのも非常にその通りなのですが、とりあえず今はまだ異世界ファンタジーを書くのを諦めたくないのでそれ以外の改善点を探そうと悪あがきしています。

あとは執筆体力の無さですかね……。ほぼ毎日パソコンに向かってこの遅さ、非常によろしくない。もっとバリバリ書いて消して試行錯誤することに慣れていきたいです。
普段は長編ファンタジーを月に一話書くか書かないかといったペースでしか執筆していないのですが、これを機に作業時間を増やしていこうと思います。


うーん長い!こういう語りもコンパクトにまとめる練習をしたほうがいいかもしれません。
それでは改めて、第七回こむら川小説大賞お疲れ様でした&楽しい創作の機会をありがとうございました!

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