思えば、小説を書き始めて、20年経ってたんですね。
最初はホームページをつくって。次にブログで。その次に現在の、小説家になろうにエブリスタ、カクヨムといった小説投稿プラットフォームに発表の場を移しつつ。
20年書いてきたんですね。
その間色々あり。人様に迷惑をかけて、申し訳ないという気持ちもあり。
またこんな自分を応援してくれる方への、感謝の気持ちもあり。
20年書き続けたんですね。
出版デビューを目指したこともありましたが。
全然だめでした。
一時は悩みましたが。
闇落ちしてしまった過去も含めて、己の無才さを鑑みて。
もう、潔く現実を受け入れようと思い、デビューを目指すのをやめました。
誰も読まない小説を書き続ける気持ち悪いやつになってもいいや、とか考えたりしたのですが。
エブリスタでは「流幻夢」が。
カクヨムでは「Sim Racing Novel Faster Fastest」をご評価いただき。
アマチュアとしては、それなりに頑張れたのかなと。
正直なことを言えば、これから先、小説を書き続けられるのかどうか、わかりません。
社会人としての時間の制約や、気が付けばこの世に生まれて半世紀という、年齢に。
やっぱり一番大きいのは、己の無才さ、などなど。
小説を書く上で大事なのは、文才はもちろん、普遍性であることを学びました。
僕は発達障害を持って生まれたのですが。
発達障害は、どうにもその普遍性が欠けた、おかしな考え方になりがちだというのを、今までの人生で痛感させられたのですが。
これが、小説を書く上でハンデになっているということも痛感させられました。
やっぱり、普遍性がなければ、最大公約数は出せません。
発達障害は芸術方面に向いているとかいう言説を、「テキトーこいてんじゃねえ!」と、思いっきり殴り飛ばしてやりたいと思うことも多々ありました(笑)。
それでもどうにか、アマチュアとして頑張って、ご評価もいただけました。
無才なうえに、発達障害という、途方もないハンデキャップを抱えて、よく頑張ったなあと。
今まで小説を書き続けて、ようやく、自分で自分を褒めてやりたい気持ちになりました。
これからも書き続けられる自信は、率直に言えばないのですが。
書かなくなる時が来るまでは、どうにか書き続けようと思います。
こんなのが書いたのでよろしければ、と思います。