8話から突然ミリタリー&現代戦色が強くなります!完全に趣味の領域です。
RSA庁舎というのは"Donetsk Regional State Administration Building"の和訳でして、2014年にはここでロシアとドネツィク人民共和国の国旗が掲げられました(その動画はドネツィクの英語版wikipediaにも掲載されています)。そのため、「皮肉」であるわけですね。
2010年前後のウクライナ東部紛争の中心地のひとつであったドネツィクでは、旗というのは重要なシンボルたりえます。
M320のフラッシュバンは一応昨今の非殺傷兵器の流行に乗じて登場させた架空兵器のつもりではあるものの、元ネタはバトルフィールド4です。BF4といえば、2020年にナゴルノ・カラバフの紛争でBF4始まったとか言われてましたね(さすがにバクーで戦闘は起こっていないとおもう)。
あとドネツィク国際空港の様子とかも見といた方が後ほど楽しめる気もします。砲撃を受ける前と後でもうなんか全然違う感じでびっくりしちゃいますね.......戦争とは怖いものです。
「ドネツィク 救世主顕栄大聖堂」で検索してもヒットしないと思うんですが、これは「救世主顕栄大聖堂」が"Transfiguration Cathedral"あるいは"собор Преображения Господня всей гвардии"に当てられた(日本正教会の立場からの)和訳だからですね。英語でDonetskと合わせて調べるとその様子がよくわかると思います。煌めくイコンと綺麗な庭園、美しい尖塔を楽しめるはずです。ぜひ検索してみてください