カクヨムに登録したものの、作品を公開することなくここまで来てしまいました。
ふだんは文芸誌の新人賞応募作品を書くのがメインで、せっかくの機会を活かせず残念な思いをしていましたが、このたび、「スピカ」を連載することになりました。
「現代ファンタジー」というくくりにしていますが、平たく言えばエンターテイメントです。
勇者も姫君も怪物も出て来ません。
出てくるのは普通の女の子と、まっぱの男の子だけです。
それだけで何ができるか。
なんだかわくわくします。
ノーガードで戦うボクサーみたいな気分で書き続けて、本日、第7話に到達しました。
お読みいただければ幸甚です。
「真夜中に、光の漏れる窓があれば、行ってみたくなる」
――そんな方にはうってつけの物語です。