せっかく髷好きの俺が異世界の殿様に髷愛を試されているを連載しているので
髷解説文を不定期に書いていきます。
まず、講武所風髷。
私の大好きな髷の一つです。
好きすぎて一時期講武所風髷ばかり描いていました。
「講武所髷」ともいい、江戸時代末期において幕府の侍たちが結っていたもの。
月代が太い直線のように極端に狭く、それを覆い隠すような太い一直線の髷がのっており、幕末の江戸を象徴するような髷です。
幕府が開設した講武所 (講武所とは、砲術、兵法などを学ぶ場所)へ通う若侍たちによって結われたものが流行したそうです。
そう言われて見てみると、いかにも若者が好みそうな髷に見えてきます。
実際、私はかっこよく感じます。
ちなみに「髷好き」においては政宗は小銀杏を結っています。講武所風にしたかったのですが、あまり若い風だと威厳を損なうようで、小銀杏にしました。
画像は筆者の講武所風髷イラスト