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近況ノート
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2023年7月17日 23:09
約1600枚の名刺
〔Quora〕 1600枚の名刺
小説や物書きの世界で「文学」という表現がありますが
文学とはなんですか?
https://jp.quora.com/%E5%B0%8F%E8%AA%AC%E3%82%84%E7%89%A9%E6%9B%B8%E3%81%8D%E3%81%AE%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%A7-%E6%96%87%E5%AD%A6-%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%86%E8%A1%A8%E7%8F%BE%E3%81%8C%E3%81%82%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%99%E3%81%8C?__filter__=all&__nsrc__=notif_page&__sncid__=41746795723&__snid3__=55866293515
わたしの永い人生で、約1600枚の名刺を受取ったが、国立大学仏文科
プロフェッサーを除いて、放送プロデューサーや、大企業のオーナーに
至るまで、つぎの十二作を読破した者は存在しなかった、と推定できる。
誰もが作者と題名を知っているだけで、一人一人に訊けば、もっとも
らしい片言くらい引用するかもしれないが、語るに落ちるはずだ。
ふつう読んだ者は黙っていて、読まない者が大声で引用するからだ。
おなじ現象は、落語にもあり“裏は花色木綿”なども、もはや死語で
あって、十人に一人が知っていても、説明できるのは百人に一人だろう。
このような実態を前提に、いまさらながらの質問に回答を試みた。
〔起〕 読まない人とは語れない、読んだ人とは争えない。
── ロラン/新庄 嘉章・訳《ジャン・クリストフ 1952‥‥ 新潮社》
http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/B000JB4E20
トルストイ/原 久一郎・訳《アンナ・カレーニナ 19691030 新潮社》P005
http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/day?id=87518&pg=20031208
── 桑原 武夫《文学入門 19530930 岩波新書》P001-002
── ヘミングウェイ/石波 杏・訳《老人と海 20150701 青空文庫》
http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/B00005HD1X
〔承〕 知らない人とは語れない、知った人とは争えない。
── デフォー/平井 正穂・訳《ロビンソン・クルーソー(下)19710916 岩波文庫》P187
http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/400322082X
── スウィフト/中野 好夫・訳《ガリヴァ旅行記 19520730-19820930 新潮文庫》
http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4102021019
── コロンブス/林屋 永吉・訳《全航海の報告 20110217 岩波文庫)
http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4003342828
〔転〕 書かない人とは語れない、読んだ人とは争えない。(つづく)
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