ペンギンが大好きな調理人、フェアリーです。 ジョブホッパーの魔導譚は、転職歴が多い人は仕事が長続きしないなどの理由で悪いイメージを持たれがちですが、様々な職場を経験している等の利点もあるので、ジョブホッパーの悪いイメージを払拭する様な内容の作品があったら良いなと思った事がきっかけで小説を書き始めました。 もし、自分が転生出来るなら皇帝ペンギンになりたい……。 誤字脱字が多いですが、極力無くすように努力しますのでよろしくお願いします。
ラノベ作家です。 2024年アニメ化の『モブから始まる探索英雄譚』1〜8がHJ文庫から発売中。大人気!1巻が発売即重版! ヤングチャンピオンコミックスよりコミック版モブから始まる探索英雄譚1〜3が発売中! 小説家になろう にも掲載中。
春は素晴らしい。 鼻孔をくすぐる沈丁花の香りに弾む君の笑顔を、桜が讃える。 夏が待ち遠しい。 僕の名を呼ぶ君の声に、蝉時雨も蚊帳の外へと消える。 秋が待ちきれない。茜色の空を眺める君は灯火のように儚く、美しい。 冬は 「お前、何気持ち悪い文章書いてんの?」 はんじょう!? え、どうして?いつの間に? 「いや、ここ楽屋だろ。台本読んでんのかと思ったら気持ち悪りぃ。春だの夏だの、お前引きこもってるから分かんねえだろ。」 はんじょう、それは文学に対する冒涜だよ。 「好きな子でも出来たのかよ。」 そ、それは。 「まぁいいや。ほら、リハーサルの時間だから行くぞ。」 楽屋から去る背中に言葉は出ず、溜め息と共に紙は丸めて窓から投げ捨てた。 春風に乗り紙屑は青空を舞う。 2人の恋の行方は、捨てられた紙屑はどこへ向かうのか。 おにやの本当の気持ちを唯一知る紙屑にもその行方は分からない。 冬は忘れない。はんじょう、君が産まれた季節だ。
商業作家です。 色々書いたりしてます。
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