第2回角川武蔵野文学賞に応募しました。
「シラサギ、駅に降り立つ」です。
なかなか時間がとれないのですが、制限が800字以上と言うことで書けそうと思いました。ただ、実際には上限ぎりぎりの文字数になってしまいました。
本作は少しずつ書いてやっと公開にこぎつけました。
前回の応募作のように一気に書かずに(書けずに)、始めに書きたいと思った文や表現を流れに沿って、とぎれとぎれでもよいからあらかじめフィールドに配置しておいて、後からその間の文章を時間をかけて少しずつ埋めるといった手法を取りました。
初めての手法だったのですが、短編であればこの手法も有りと思いました。
そして、何回か見直しを行なって、本日の公開となりました。
前回は心情を深く書いてしまって落選したので、今回はあまり心情に触れませんでした。その辺りを期待された方には物足りないかも知れません。
野生動物が駅に来たという、普段ならお目にかかれない状況を発端に物語を作りました。
そして、七夕祭の日に何かしてしまうという、これもあり得ない状況を書きました。
そこへ、武蔵野をからめたのです。
登場人物の心情に深く立ち入っていないので、イマイチかも知れませんが、まあ何とか落ちが付けられたと思っています。
大した宣伝文句になりませんでしたが、よろしければ「シラサギ、駅に降り立つ」にお立ち寄りください。
ここまで書いて、公開した本作を調べたら、星とハートをいただきました。ありがとうございます。
時間を見て、他の方の応募作品も読ませていただきます。