どうも、あまもようです。
まずは皆さん、17800文字です。
ifルートの文字数の話です。
流石に1ページに納めるには長すぎましたね。
自分でもこれじゃ「あまりにも満たされた桜」じゃなくて「あまりにも長すぎた小説」じゃないかと思いました。
これ絶対途中途中で中断して読んでる人もいるはずなのに1ページだと大変ですよね。
今後はこれぐらい長い話を書く時はページを分けるかもしれません。
それと、11/13から投稿を始めたわけですが、6000pv突破してますね。ランキングにも恋愛ジャンルの33位までいってましたね。
ぶっちゃけこういうサイトで初めて書く初心者なので、1日良くて10人…頑張って20人…上振れて30人ぐらいのイメージだったので嬉しい誤算です。
自分としては「読んでくれる10人のために、独りよがりにならない程度に面白いストーリーを書いて完結まで導こう!」みたいなテンションで書き始めたんですけどやっぱりこう…読まれたりランキング載るとテンション上がりますね。これからも頑張ります。
では、本題ですね。
皆さんもちろんこのノートを見てるということは「あまりにも満たされた桜」を読んだと思うのですが(ネタバレ注意と書いてありますし)どう思われましたか?
自分としては今回、新海誠みたいな雰囲気で書きたいなーっと思って書いてました。空の様子とかいつもより堅い文章なのはそのせいです。スマホのアラームが2回鳴っちゃうのもそれっぽいかなーっと思って書いたのですが、自分で読み直すとそんなにでした。難しいです。
あとは安心してください。
これはifなんでそういう世界線もあったかもしれないよって話で本編ではありません。
ループモノでもないので後で「やっぱり関わってたやんけぇ」ってのもないです。
とはいえ、本編への伏線は若干置いてますが、
前話で「読まなくても大丈夫です」言ってるので本編に支障をきたすレベルのものではありませんので安心してください。
このifルートはずばり、『佐藤たろうが主人公しないで人生の流れに身を任せて、鈴木すずめは大好きな彼のために壊れないことを選んだ世界線』です。
たろうくんは…人間になっちゃいましたね。
皆さんも読んでて感じたかもしれませんが、この話のたろう基本受け身なんですよね。
宝物のような過去に思いを馳せて、色のない日常を生き続ける。
なんか思い当たる節がありませんか?どっかにいそうな人間ですよね。
彼は人間になりたくて、その願いはこのルートでは十七歳の時点にはもう叶ってしまったようですね。
安藤マイが「同族」とか言ってましたが、今の彼にその臭いは見つかりません。
彼はこの話を生き続けるに値するポテンシャルを持っていますが「人間になろう」と歳を重ねるうちにどんどん人間になってしまいます。デバフ系主人公ですね。
もし、彼が安藤マイに「同族」認定されるようなままだったら数年後とか経過しないで数日後か数ヶ月か、日立出に戻って一花咲かせたでしょうね。成功するかは別として。
とはいえ、人間になろうとしたたろうだからこそ、すずめちゃんも惹かれたんだろうし「同族」のままだったら彼はいつまでも渇いてたままだっただろうから正解とかないです。彼も難儀ですよね。とりあえず、見つめられないように気をつけてほしいです。
鈴木すずめは…流石に可哀想でしたよね。
自分としては蝶子はんにあんなとんでもない火力の罵詈雑言浴びせられて、それでもなお家から出て行く際にクマのぬいぐるみをトランクに詰めただろう時の様子を想像するとちょっと泣けます。
不慣れな東京をウロつきながら「幼馴染に断られたらどうしよう、彼女がいたらどうしよう、変わってしまっていたらどうしよう」って思いながらも笑顔でたろうのアパートのチャイムを押した時のことも考えると切ない気持ちになりますね。すずめちゃんが好きなたろうのままで良かったですね。
とはいえ、最期やそれまでの数年間はとても幸せだったと思います。編み物編んでくれる女の子いいですよね。
まぁ、残されたほうはたまったものじゃないですけどね。
気づきましたか?たろうとすずめの赤ちゃんの境遇。
父親が物書きで母親死亡……たろうと似てますね。
嫌な因果です。
えっちシーンについては…もうちょっと書こうか迷いましたが、舌の捻じ込みで我慢しました。
まぁ、この話でガチすぎても雰囲気台無しですからね。
パンパンパン!とかセーフなんですかね?
二人の「きれい…」発言からの飛び降り自殺する女の子の「きれい…」は結構こだわりポイントの一つであります。
月は一つしかなくても見つめる目は沢山ありますもんね。
さて、1章もそろそろあと数話で終わる予定です。
ホントは過去編が2〜3話で終わる予定だったのを考えるとどうなることやらですが。ちなみに全5章予定です。
どうか、たろうの父親のように
蔑まれ、抱え込み、引き継ぎ、呪われ、壊れる女の子と
その呪いに近づき、繋がれ、切り裂かれ、囚われる男の子の…
幸せな未来を願ってあげてください。
ではまた