舞海苔茶さんから「トナリノコ・イトコノコ」のレビューをいただきました。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881248323/reviews キャラクターが弱いのか……。
レビューの本旨はキャラクター設定の伏線を張り、より魅力的にすることですが、その前段階の時点で、キャラクターに対する説明不足もあったと気づかされました。
美少女系のラノベやアニメで、その攻略ヒロインがメインの巻、回といったものがあり、それを経ることで当該キャラクターの人気が上がることは認知していましたが、自分はそういった掘り下げ……生い立ちなり、デートシーンなり、二人だけの秘密の共有といったような、主人公に視点を仮託した読者がより攻略ヒロインを興味を持つ、いわゆる「萌える」仕組みを供することに失敗していました。
ライトノベルの多数派であるラブコメのフォーマットに沿いつつ、学園の部活ではなくアパートを、妹ではなく従妹を、ツンデレはロリ系ではなくクール系を、とオフセットさせることで十分差別化されると踏んだのですが、それを積極的に提示し、なおかつ有機的に結合させていくことに思慮が及ばなかったことを反省点とし、今後の創作に活かしたいと考えております。
以前、オタクの知人やネット上に公開し批評を募ったのですが、紋切り型の批判や重箱の隅をつつく批判ばかりでしたので、舞海苔茶さんの指摘は非常にありがたいです。
今後ともよろしくおねがいいいたします。