評価は難しい。
個人的には、できるだけ良い評価を付けたいのですが、ジャンルや方向性で得手、不得手があり、それを平準化しようとしてもいかんせん差異が出てくるのです。もちろんほとんどの読み手は、その読み手なりの主観でもって評価していると(ふつうはそうなので)推察しますが、私の場合は売れ筋と感性がミスマッチしていて、売れている小説でも低い評価を付けることはざらにあり、ゆえに考えてしまいます。
特に難儀なのは、ジャンルごとに温度差があり、現状SF、ミステリ、ホラー、時代小説を書いてないのですが、SFを除けば縁が薄いので、それらのジャンルは正当な評価がしづらいのは確かです。また、SFは読むには読むのですが、題材としてあまりに広大であり、記述されるテーマによっては知識が追いつかなかったり意識が向かなかったりすることで評価しづらい部分があります。
もちろん逆もあり得るわけで、趣味的にハマれば過大な評価もありうるわけですが、システム上、過大評価は書き手にとって悪影響はないわけで、それはそのまま評価点として出しても問題ないのですが。
あくまで書き手の問題ではなく、読み手の趣向の問題。それでも何かしら評価をすることをしていきたいと考えています。