やっと八月ですね。
蝉の鳴き声が響き渡る毎日に、夏を見出します。
新作を書きました。「某人間、鈍色と化す」という話です。
Twitterにも書いたのですが、毎日、心身共に鬱に塗れた日々を過ごしながら、それでも生きてこられたのは、この作品を書いていたからだと思っています。それくらいの覚悟で書き上げました。
マンションの一室で、眠れぬ毎日を過ごしながら、一人細々と寂しく書き続けた作品を、こうして皆様に届けられることを幸せに思います。
何か、少しでもいい。何かを感じ取っていただけたら、全てが報われることでしょう。
九月に文学フリマに出店しますので、次の新作は十月に出す予定です。
漠然と書きたいことはありますが、きっと毎日生きていく上で、それが明確になっていくのだろうと思います。そう考えると、生きるのも少しは楽しくなるかもしれません。今回出した作品より良いものを書きます。
では、ここら辺で。どうぞお楽しみください。
※個人的に「某人間」は「棒人間」とイントネーションが同じつもりです。
「某人間、鈍色と化す」
https://kakuyomu.jp/works/16817139557542633503