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心機・神器・七志 ― 設定解説

最新話で、七志が心機を生み出している描写があったため、解説します。


■ 心機とは
人の「心の力」を魔力へ変換し、固有能力を引き出すための特殊な道具。
• 使用者の感情や精神力といった、「心の力」を魔力へ変換する
• 変換効率は 通常40%前後、良くても 50%程度
• それぞれの心機ごとに、異なる「固有能力」が存在する
● 起源
心機は 悪鬼 の能力を研究し、人間が扱えるように改造したもの。
悪鬼は倒されると通常は一瞬で塵となるが、SOLAは特殊な方法でそれを回収できる。
• 倒された悪鬼の一部を消滅させず回収
• 【夕空】の基地へ持ち帰り研究
• その成果として新たな心機が生み出されている
● 性質
• 元が悪鬼由来の力であるが、悪鬼への攻撃手段として有効
• ただし、悪鬼の王・七志にはほとんど通用しない

■ 七志と心機
悪鬼の王である七志は、心機に対して特別な性質を持っている。
● 七志には心機が効かない理由
心機の源は悪鬼の能力であり、王である七志にはほぼ無効化されてしまう。
● 七志が生み出す「心機」
七志自身は、自ら心機を作り出すことができる存在。
• 七志の権能を最大限に注ぎ込んだ心機の魔力変換効率は 60〜70% と常識外れ
• 設計も性能も“本物”であり、既存の心機とは比較にならない
ただし、高性能なぶん、使用者に深刻なデメリットが発生する場合もある。

■ 神器(じんぎ)とは
大空家に代々継承されてきた、最強格の心機。
心機のカテゴリには入るが、以下の点で完全に別格となる。
● 神器の目的
• 悪鬼の王を封じる
• そして、それを倒す「選ばれた人物」を育て、守る
神器は「使いたい人が使える道具」ではなく、神器に選ばれた者だけが扱える。
● 心機との違い
• 起源が悪鬼と無関係
• 完全に“別系統の存在”であり、悪鬼の特性の影響を受けない
• そのため、七志に対しても有効打を与えられる 数少ない力
● 性能
心の力から魔力への変換効率は80%以上

2件のコメント

  • 分かりやすく説明していただき、ありがとうございます😊
    大空家で代々継承されていたのですね。
    大空さんと七志に何があったのか、凄く気になりますが、それは追々明らかになると思いますので、楽しみにしています。
    それにしても、神器には他の心機と違い、意思を持っているような描写がありますね。
  • コメントに対して返信できなくてすみません。

    大空さんと七志の間に一体何があったのか?
    当然作者的には考えていますが、それを一体どのタイミングで明らかにしようか……。

    神器はその性質上、誰でも使えていいものではありません。
    そのため、神器側が使用者を選びます。
    大空さんは神器の使用者を探し回っているから、あまりSOLAにはいないんですね。
    (それと、悪鬼の真のターゲットを探しているため)
     
    本編では、やっとの思いで見つけた極王剣の使い手である美玲さんをあんな形で失ってしまいました……さて、この後どうなるのか!?
    次回をお楽しみに!
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