もしも、自分が読者として自分の作品を見たらどうするだろうか。
これはほぼ確実に、文章が下手過ぎて読むのをやめるだろう。適当に下の方までスクロールして、真面目に読まずにブラウザバックするだろう。
そしてそれは世間一般の評価とほぼ同じだ。
つまり、作品を書いて発表したからといって、きちんと評価してもらえるわけではない。インターネットで小説を発表出来るサイトができたというのは、自分にも作家デビューのチャンスが巡ってきたということではなく、自分が路傍の石にすぎないことを確認できるようになったというだけの話なのである。
予想はついていたが、実際に書いても全く注目されない。
とりあえず、連載は続けるが、恐らく打ち切りになるだろう。何かの拍子に人気が出てしまわない限りは。