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『首なし執事とお嬢さま、時々メイドさん。』登場人物一覧

『首なし執事とお嬢さま、時々メイドさん。』(略称:なとまさん)
登場人物一覧表(※今現在登場済みキャラのみ)(※随時追加)


主要人物格

お嬢さま:ローザ
フルネーム『ローザ・ブルー・アムネジア』

青い薔薇が咲き乱れる異様な地、『彼の地』にて建つ屋敷の主。
左目の部分に青い薔薇が咲いており、もう片方の目はいつも閉じられている。言葉を発しているようにも見えるが、発していないようにも聞こえる。とても曖昧。ただ使用人たちとはそれで意思疎通が図れていることから、何ら問題はないものと思われる。
陶器のような肌を持ち、いつも体中に『無数のヒビ』が入っている。通常の人間のように睡眠をとれば、ある程度はふさがるものの、それでもふさがらないヒビは長期間の『修復(ねむり)』につくことにより、完璧に治す。修復の期間は通常ならば300年ほどである。
日課は『23回のお茶会』。そのごとによって、紅茶も紅茶菓子も変わる。ローザの毎日の楽しみでもある。
この物語において、一番謎が多く、一番謎が深い人物である。
ついでに腕っぷしも強けりゃ脚力だって強い。そう、強い。


首なし執事:S(エス)
フルネーム『???』

屋敷の主であるローザに仕える『首なし』の執事。首が通常ある部分からは、黒い靄のようなものがあり、その靄によって、喜怒哀楽を表しているものと考えられる。
性格は良くも悪くもまじめであり紳士。ローザの為ならばたとえ火の中水の中。執事という点では完璧な人物といえる。だが若干ユーモラスにかけると、同僚であるメイドのQ(クー)は言うが?
毎日の日課である『23回のお茶会』を提案した張本人。雨が降ることも雪が降ることも、夜が来ることもないこの場所にて、特に何をやるということもないときに、せめて日課だけは作ろうということから始まった。以来、『1日23回のお茶会』は、なくてはならないものへとなった。
実は『旦那様』と呼ぶ『別の誰か』にも仕えているようだが…?
『執事』というだけあって、戦闘能力はかなりのものである、と、同僚のメイドであるR(アール)は語る。いったいいつその戦闘能力を披露するのかは謎である、が、ローザにはいつも技をかけられており、そのたびに体が悲鳴を上げる。
この作品で一番の苦労人である。


顔無しメイド:Q(クー)
フルネーム『???』

Sと同じく、ローザに仕える『顔がない』メイド。人間の頭部であるとは確認されるが、顔は『ベールのような何か』によって隠されており、その素顔を見ることは『絶対に』不可能である。
言葉遣いが非常になっておらず、何でもかんでも文の末尾に『~でございます』を付ければどうとでもなる、と思っている節があるようだ。それは自ら仕えるローザに対しても同じで、たびたびSから注意を受けているが、ローザはそのQの口調を気に入っているようで、こっそり『直さないでほしい』と伝えているそう。たまに口が悪くなるのはご愛嬌。
Sやほかの使用人たちとは違い、両手だけが『骸』となっている。なぜそうなっているのかは本人でさえわからずじまいである。しかしこの手で不便なことは今のところ何一つないため、べつにいっか、と考えている模様。
この屋敷ではローザを除き唯一、『人間の頭部』がある使用人である。
以前からローザと一緒になって、Sにいたずらを仕掛けたりするくらいには、ローザと仲がいい。主と使用人、というよりは、年の近い友人のような間柄である。そのたびにSが被害を受けるのは置いておくとして。
この屋敷の中で一番年下である。(ローザ除く)



サブキャラ


ティーポット頭の執事:T(ティー)
フルネーム『???』

『4531/30/87』で初登場。Sとは同じ執事であり、実はSより年上である。
年上のわりには性格は子供っぽく、一人称も『僕』。フレンドリーにしようと心がけている結果、行きついた結果がこうだと、本人は語る。そのためかよくいじられやすい。だが本人はいじる側だと思い込んでいる。…おそらく。
頭部のティーポットの注ぎ口からは湯気がでており、頭部の中には淹れたての紅茶が入っている。その内容量が、本人の『知能レベル』になり、少なければ少ないほど、『とてもかわいそうな状況』になる。逆に多ければ多いほど『知的』となる…と、思われる。あくまで予想なので、期待はしないほうがいい(S談)。ちなみに中に入っているもので、性格が大きく変わる。例えば日本茶であれば古めかしい言葉遣いで、いかにもな性格に変わるのに対し、中国茶であればどこぞのカンフー映画のようになったりするし、それがもしインドで作られた茶であれば、突然陽気に踊り始める。一時期それを用いて、QとローザがTで遊んでた。Qは腹筋が釣り、ローザは笑いすぎたのか大きなヒビが2つもできた。
この屋敷の中で一番不憫である。


ランプ頭のメイド:R(アール)
フルネーム『???』

『4531/30/87』で初登場。Qの先輩メイド。
物理系乙女(物理)。頭部のランプの中の灯りによって興奮度がわかる。
ローザを妹のように見ており、自分はローザの姉的立場、という意識が強い。そのため、屋敷内で唯一ローザを様付けではなく、『ちゃん』づけで呼んでいる。以前Sからそれはどうなんだとの指摘をもらったことがあるが、『お姉ちゃんだから』とい一言と、右ストレートで黙らせた。それ以降Sは下手なことはRに言わないようにしているとか。
SやTを一撃ノックアウトさせるレベルには、拳が強い。また本編では描かれないが、執事使用人たちとの腕相撲勝負には、すべて始まって1秒足らずで勝利している。ローザを除けば一番彼女が強い。
ローザに手を出す輩には容赦をせず、全力で拳という名の『鈍器』を食らわせる。これをくらうと、暫くまともに動けなくなるとか。
他には、屋敷の清掃はすべて彼女が請け負っている。『これもお姉ちゃんのお仕事だもの』と、一手に引き受けたそうだ。
この屋敷の中で一番総合的な戦闘力が高い。まさに力こそパワー。

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