• 異世界ファンタジー

『Vs.』Lv.7 補足

そこまでどうこうの問題ではありませんが、一応忠告です。以下の文では、『Vs.』7話までのネタバレを含む可能性があります。補足ですので、7話を読んだ後に読まれることを推奨します。


さて、やらかしてしまいました。
初心者が抽象的な言葉を使ってなんとか雰囲気のでる内容にしようとした結果、単純に深い話でもないのに理解が難しくなってしまいました。
具体的な箇所でいうと、Lv.7の前半部『ユウマの記憶と世界の歴史』についてですね。
この箇所を読んでてわかりにくいなこれ、と私も思ったのでここで、異世界小説風ではない現実感のある話で解説したいと思います。

まず、この世界の住人について。
きっぱり言えば、かれらには過去を知りたいという気持ちがありません。
歴史のテストをすれば(だれが作るかは別として)、全員0点を取るようなイメージですね。
そしてこれにプラスするかたちで、だれも伝記や自伝なんかを残さないってことですね。日記は書くけどそれは誰かに読ませるのではなく、あくまで自分のためのという感じです。
この世界のやつらにとっては、これが普通のことなんだなと思って読んでください。

世界の歴史について。
この世界に住む人間がこんな調子なので、この世界には過去を知る術が人に聞く以外ありません。私たちは本を読んだりネットで検索したりすることで知ることが出来ますが、それが彼らにはできないし、しないということです。
ですが、確かに過去に人が生きてきた歴史があるわけで。作中の「世界の過去が消える」という表現は、その歴史を知っている人はいないし、これから知る人もいないよってことだと思ってください。

ユウマについて。
その住人たちの例外がこいつです。こいつは、私たちと同じように普通に過去を知りたいし、歴史も知りたいのです。私たちからすれば、こいつは普通で、ほかのやつがおかしいんだと思ってくれればいいです。

全体的に考えると文中の「忘れる」という表現がまずかったと思います。
住人の記憶力はみんな現実と同じくらいなので、そういう認識でいてください。

分かりやすい文章を何より心がけていきますよ!

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