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作品の発表タイミング

 私のフォロワーである風間 栞様が下記のコメントを寄せてくださいました。

「とてつもなく、私事で恐縮なのですが…(というか、いつもすみません)今、5話書いた作品があるのですが、発表するかすごい迷ってます……」

 作品の発表タイミングって悩みますよね。特に初めての公開であるなら尚更(なおさら)かもしれません。
 私も連載作の初回公開の時はドキドキしたものです。
「こんな作品でも読んでもらえるかな?」、「批評家気取りの読み手にこっ酷い批評を入れられたらどうしよう......」と高揚感半分、不安感半分だったことを良く覚えています。

 もしかすると、そうした感情は、自分から読み手に「読んで!」と言える環境がなかったのが大きかったのかもしれません。
 私は友人知人に恵まれないタイプの人間のため、公開しても確実に読んでもらえるアテがありませんでした。そこで、『平行世界から自転車(チャリ)で来た!!』を公開するのに合わせて自主企画を開催しました。それがきっかけで今回まで自主企画の開催を続けている訳です。

 風間 栞様は「5話書いた作品があるのですが、発表するかすごい迷ってます」とのことですが、迷うのであれば、その原因を考えてみると解決策が見えてくるかもしれませんよ。

 例えば、「自分の作風でも読んでもらえるのか」、「こんな拙い文章でも読んでもらえるのか」と不安に思うのであれば、ビギナーウェルカムの自主企画に参加する(もしくは自分で起こしてしまう)のもありでしょう。

 もし、「誰からも読んでもらえなかったらどうしよう」と思うのであれば、創作という趣味を分かってくれている近しい人に「今度『カクヨム』って言うWeb小説サイトに小説を投稿するから読んでね」と伝えてみるのも方法でしょう。

 とは言え、何事も行動しなければ始まらないのは事実です。そのため、まずは「お試し」として1話目だけを公開して、PV数の増加具合を見ながら続きを公開するかどうかを考えるのも手段かもしれません。

 焦らず自分に合ったタイミングで投稿を開始する。それが連載投稿をするうえでは肝となる考え方と言えるでしょう。

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