• 現代ドラマ
  • SF

カクヨム甲子園プロット3/5本ノック

テーマ
「依存症」の果てに起こるファンタジー気味小説

世界設定
人がものに「依存」すると、その人の魂が徐々に対象物に溶け出してしまう世界
自分で気づいて克服できれば問題ないが、克服できない場合、本当に対象物と化してしまう。

キャラクター設定
依存者A 25歳女子。母親の形見であるペンダントに依存 旅先で落とす
依存者B 45歳男性。几帳面な性格なために腕時計に依存 電池が切れて、店に預ける
依存者C 35歳男性。潔癖症で除菌スプレーに依存 補充がないうちに使い切ってしまう
依存者D 15歳女子。友達との繋がりが切れるのが恐怖でSNSに依存 SNS会社が潰れ廃止される

ストーリー
それぞれの依存者がそれぞれのトラウマや生い立ちなどにより対象物がないと不安で仕方がない、落ち着かない、という依存症になる。ある時期から、対象物に人間らしさが備わっていることに気づく。さらに対象物が愛おしくなるが、今度は自分から人間らしさが失われていることに気づく。対象物の気持ちばかり考えるようになり、そのようにしてどんどん依存者が対象物へと化していく。そのことに気づき、人間でありたいと決意したAとCは依存を克服し、人間らしさを取り戻す。しかしBはそのまま対象物と化してしまう。更にDも、依存を克服できなく対象物に化してしまった後にシステム廃止という依存の強制終了。それは死を意味していた。依存とはおそろしいものだ。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する