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『闇病と魔王のレガリア』用語メモ

お疲れ様です。漆葉です。
『闇病と魔王のレガリア』第一、第ニ章の投稿が終わりました。
https://kakuyomu.jp/works/16818093081410012347

本作固有の用語が出始めたので、今度から用語集は章ごとにノートをまとめておこうと思います。各章最後にこのノートのリンクを張っておきますので、確認の際は是非ご利用ください。お手数おかけします!!!




――プロローグ 用語――
ジークリンデ
闇病《やみやまい》に罹患したアースバンの一般兵。記録上は殉職者。愛用の得物はレイピア(今は折れている)。


ハイナ
亜人種《デミス》・ダークエルフ。夜行性で植物と交信できる。出身地はロウクエイというアニュラス南の同盟。


アゾン
予言会議の議長を務める亜人種《デミス》・ハイエルフ。未来の分岐すら見通す神秘的な能力者。


エルタニン
予言会議の星占術師。アニュラスの学院で有名。破滅的な未来を見通したい…という破滅的な願望を秘めている。


アリオス
予言会議の狼人《ライカン》。特殊能力というより、動物的な「勘」の延長で、地震や嵐などの厄災を察知する。


ディータ
アニュラス・デミス隊員のエルフ。エンチャントを使ったナイフを始め、さまざまな得物を扱う。


ダーイン
アニュラス・デミス隊の隊長。守護精霊《スプリガン》という希少種。隊長を務めるだけあり、歴代デミス隊員でも屈指の実力者。


ザイノウル
“書記卿”と呼ばれるアニュラスNo.2の肩書の魔法使い。単なる情報だけでなく、秘匿兵器“年表”や魔導書の内容も集約されている。


闇病《やみやまい》
闇の魔力を無意識に纏う呪い。原因不明の現象だが、人間が罹ると…


エンチャント
魔力を纏い、維持する高度技術。使えるのはアニュラス・デミス隊の精鋭くらいのものだった。


デミス
人間に似て非なる“亜人種”の総称。元は人間が他の「人間っぽい種族」に用いた“敬称”であり、あまり厳密な定義はない。


アニュラス
王都(王宮のある都)。円環の防壁と、円満なる同盟――西のアースバン、北のデュアラント、南のロウクエイ、東のザハ――に囲まれる。


アースバン
アニュラスの西の同盟。ジークリンデが務める兵団がある地方。
港町があるらしい。


アニュラス・デミス隊
主にデミスで構成された、アニュラス王直下の精鋭部隊。対魔物戦力の部隊であり、基本的に王都と同盟の防衛任務に専属。


国志戴冠
数年に一度のアニュラスのセレモニー。数日間にわたって執り行われ、王がアニュラス市民と交流する。


予言会議
予言の儀とも。未来の“年表”を作る会議。限られた占術師とデミスしか参加せず、その存在は一般に公表されていない。


“年表”
予知者たちが未来を綴ったメモ。秘匿兵器であり、アニュラスの外に情報が漏洩することはない。


『魔王』
かつての“厄災的生物”に付けられたコードネーム。その名に劣らぬ災禍を世にもたらしたが、旧デミス隊全勢力との決戦で死亡したと記録されている。





――第一章 用語――
ギィギ
小妖精、グレムリン。カルタノアという森に棲む。魔法で地下に棲んでいる。機械やカラクリにも詳しいらしい。


ザグマ
カルタノアの森の長と呼ばれる、上位精霊。姿は蛾。


ネルフ
グルメな吸血鬼。カルタノア近くのダンジョンに居候。他の生物の尊厳を低く見がちなのは、基本、食料として見ているから。


メルヒナ
デミス隊のデュラハン。愛馬の名はジャッカス。首から上はないが情緒は豊か。|召喚の魔法などを扱うなど、戦闘技術は高度。


スーリャ
過去と足跡を占う陽依目《ひよりめ》学派の人間。デミス隊に協力して、秘密裏に魔王容疑者を追跡している。


フュルフーレ
幻獣種と呼ばれる希少生物。魔獣のような種と比べて遥かに大きな魔力と変異部があり、天に上る雷を操る。鹿に似ている。


ダンジョン
かつての『魔王』が生み出した構造物。特に色濃い、厄災の跡地。構造内部は塗りつぶしたような暗黒に満ち、夜行性の生物でもない限り視界がきかない。


陽依目《ひよりめ》
過去と足跡を追うアニュラスの星占いの学派。デミス隊の協力者も多く、探偵や捜査班のような集団。


星夜見《ほしよみ》
未来と予兆を見るアニュラスの星占いの学派。予言会議に出て“年表”作成に携わる、予知者集団。


詠唱速度
魔法が発動する速さ。熟練者ほど早く発動するが、そういう者があえて遅く唱えることで効果を高めることも。


闇澱み、闇スライム
魔王の時代に見られたスライム。闇病を媒介する。ジークリンデたちは単に「闇スライム」と呼ぶこともある。


『黒騎士』
国志戴冠の開会式を控えたアニュラスに侵入し、闇のエンチャントを行使した罪人であり、かつ、“魔王容疑者”の一人に付与されたコードネーム。
→ジークリンデ




――第二章 用語――
シャルル
デュアラントの白衣の一般学徒。錬金虫を研究していた。
詠唱を極限まで省略した略式詠唱を使える。


ゼン
アニュラス・デミス隊の妖狐(妖怪種)。“妖術”と呼ばれる妖怪固有の業を用いる。アニュラスの魔法詠唱は割とゆっくり。暗部の者。


ニコラース
シャルルの師。生物学や回復魔法の先生らしい。


エルタニン(更新)
秘密の予言会議に出席する星夜見の学徒だったが、史上初の伝達係としてデミス隊と協力することに。陽依目の伝達係のスーリャと友達。


デュアラント学院
魔法を学問として扱う教育研究機関。最初の魔法が生まれたのは偶発的なきっかけを理論的に研究し、発展させている。


妖怪種
妖精種の近縁の生物で、ザハに固有。もとの姿は魔物や魔獣に近いが、人間の姿を真似て人間社会に居ついている者もおり、妖狐はその代表例。


妖術
妖怪種が使う高度な業《わざ》。手で印を組むことで発動する不思議な現象であり、効果範囲が無差別で凄惨な結果を招くことが多い。


合成獣、キマイラ
複数の生物の特徴を併せ持つ生物。禁忌の研究。


錬金虫
銀色の虫。金属を喰らう。短命だが、増殖も速い生物。文字通り錬金術に使われた歴史もあるが、合成獣の触媒にもなると言われる。


略式詠唱
アニュラスの魔法の詠唱を短縮する高度技術。詠唱速度理論から考えると出力が格段に落ち、発動しないケースもあるが、魔力を湯水のように使えるなら話は別。


『銀術師』
デュアラントの学院を破壊した容疑(未確認)があり、および許可なしに闇魔力を行使した罪人で、“魔王容疑者”の一人を示すコードネーム。
→シャルル



――第三章 用語――
リリス
デュアラントの廃寮に居候するピクシー。妖精の唄と呼ばれる、神秘的な魔法を使える。


アリオス(更新)
予言会議メンバーの狼人。月を見たとき、動物的直観が災害の予感をもたらす。


エルタニン(更新)
予言会議メンバーの星夜見。月を介した新しい占術を開発する役目を担うことになった。


アボロ、啞襤褸
ザハにいるという妖怪種、“がしゃどくろ”。ハイナの知り合いであり、闇と死に詳しいらしい。


テレサ
ザハの教会にいるというリリスの知り合い。


アニュレ
フュルギアと呼ばれる、特殊な立場のデミス。アニュラス・デミス隊の隊員だが王直属の妖精。



――第四章 用語――
教会
ザハに置かれる機関。妖怪種との融和を目的に設置された。

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