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インスピレーションを受けた作品3『ドラゴンランス』について

私が学生のころ読んだ水野良先生の『ロードス島戦記』、田中芳樹先生の『アルスラーン戦記』。構成がとても緻密で打ちのめされました。自分には書けないと思いました。
それからしばらくたって『ドラゴンランス』シリーズの『戦記』と『伝説』を読了したとき、これだ!と思いました。
ドラゴンランスの登場人物たちは泣いたり笑ったり、読了感としては行き当たりばったりで行動しているようにも見えるけれど、物語はドラマチックに進行していきます。
(ドラゴンランスの構成が緻密ではないというつもりではありません)
このやりかたなら自分にも書けるかもしれない、そう思った私は小説がなんとか書けるようになっていたのです。
『セカイが壊れるオトがする』はドラゴンランスシリーズを読まなければ世に生まれなかったかもしれません。

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