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  • 現代ファンタジー

まとまらないネタ

今後書くかもしれないネタ。
数話書いてやめてしまうことが多々あるので、、。
死蔵になるかも。どっちも異世界転移もの。
どっちもマニアック過ぎて一般受けしなさそうな気がする。

ひとつめ。
あらすじを少し書いただけ

・異世界ジョッキー
地方競馬のジョッキー「嵐 宗次郎」は憧れの中央GIに出場していた。しかし、レースの途中に落馬してしまい気が付くと異世界に転移していた。
彼が目にしたのは頭から角が生えた馬――ユニコーンたちのレースだったのだ。
一頭だけ騎手がいなかったユニコーンが他の騎手たちから馬鹿にされていたので、「俺が乗る」とそのユニコーンに騎乗しレースに勝利する。
日が暮れユニコーンが少女の姿となり驚いていたら、彼女は自分の騎手になってくれないかと彼に懇願する。
この世界でも競馬に近いレースがあることを知った彼はユニコーンの少女「オセア」と共に帝国最高峰のレースに勝利することを誓う。

・異世界業務改革
一話プロット
職場改善コンサルタントの主人公の誠二がオンライン会議の席で熱弁する。
渋る経営層だったが誠二の言葉に動かされ、やってみようと検討することに。
誠二が「ふう」とオンライン会議から切断しコーヒーを飲む。
パソコンに映る時間を確認し、「やべ、次だ」
次のウェブ会議がはじまり、別の会社の経営層から感謝の言葉が述べられる。
君の改革案、当初は戸惑いもあったが好評で業務効率が向上した。何より全社員の総残業時間が4割も削減されたんだよ!
ありがとうございます! と画面越しに頭を下げる誠二。
「次の計画もございますが、お聞きいただけますか?」
「是非」
「では……」
 
 ここで唐突に場面が切り替わる。
 
「効率化だけではいけません。会社情報が漏洩せぬようセキュリティ対策を打つ必要がございます」
「た、対策……です、か? せ、何とかとは新しい魔法でしょうか」
「へ……?」

 困ったように目尻を下げる耳の長いエルフの女の子の姿が目に映る。
 (耳が長い、まるで物語の中のエルフのようだ。彼女の名前はエクレア・クランベール。え、何で俺は初めてみるこの子の名前を。いやいや、そもそもこの子人間じゃ、無いよな)

「クレイ様、もしやコンフューズの魔法をかけられてしまったとか? それとも昨晩、ポーション研究をされてましたか?」
「いや、少し風に当たって来る」

 頭に手を当てはあとため息をつくフリをしつつ立ち上がる。
 そこで彼はようやく周囲の様子を見た。
 見たことない映画のセットのような風景であったが、「見たことがある」。なんとも不思議な感覚だ。
 確か、そう、テラスがある。
 ドアを開け真っ直ぐ進み右手の扉を開けた。
 そこで一気に記憶が流れ込み、思わずそこで膝をつく誠二。
 幼い少女が自分にはかなく笑いかけ、「いってらっしゃい」と送り出してくれる。彼女の名前はロザリー。
 そして、俺はクレイ。クレイ・ギルバード。
 いや、クレイの記憶と肉体を持つ田中誠二……クレイと田中誠二が混じった存在? いや、それはもういい。
 クレイが大事にしていたもの。
 それは、病弱な妹のロザリーを見守りたい。彼女となるべく多くの時間を作りたい。一人で家にいさせるのは不安で仕方ないからな。
 その敵となるのがこの職場である。
 職場の風景がざっと記憶の中で流れる。
「会議のための会議のための会議の相談」
「タスクを詰めすぎるのはともかく、優先順位という考え方が無い」
「書類の審査のための審査の書類を作る」
 クレイの務める会社……いやギルドは魔術師ギルド。ブラック会社でも真っ青な職場事情である。これじゃあ、ロザリーを見守ることなど無理ってものだ。
 クレイはこんなクソみたいな職場で出世し、メイジという役職を与えられている。まあ、課長やマネージャーみたいなものか。
 クレイにとっては普通だったかもしれないが、田中誠二がこの状況に我慢ならない。

「改革だ。少なくとも俺の周囲だけでも改革してやる!」

 無駄極まりない慣習ばかり、慣習を実行するための時間の方が長いんじゃないかというほど。
 慣例主義は分厚い壁であるが、何とかしなきゃ。
 心に誓い、執務机に戻る。

 自らの執務机に座り羽ペンを握りながら横目で頭を抱える部下たちを見やりため息が出る。
 いくつものタスクに追い回され、どれが急ぎでどれが急ぎじゃないのかも分からなくなっている様子だったが、これがこの職場での普通なのだ。
 そしてタスクをこなしていても途中から「お偉いさん」や「外部の要人」や「取引先である冒険者ギルドの職員」が割り込んできて新しいタスクを多数残していく。
 やってもやっても終わらない、何が終ってるのかも分からない。
 なので、いつまでたっても仕事が終わらない。
「会議は踊る、されど進まず」
 ぼそっと呟いた時、犬耳の少女がばーんと扉を開けた。 
 
「困りますー」

 部下のエルフが犬耳の少女に苦言を呈する。
 俺に会いに来たんだな、彼は分かってはいたが犬耳の少女が本来辿る手続きの多さにうんざりした。

「困ります! まずは受付で手続きをしてください!」
「要件は? 手短に頼む」
「いいんですか!? ありがとうございます!」
主人公の言葉に犬耳の少女は尻尾を振って駆け寄ってきた。
「走ったらダメです! 入口からやり直してください!」
「いいから。座って」

 入口からここに来るまでの手順ってのがある。信じられないことに。
 そんなものはクソくらえだ。
 犬耳少女を座らせ、両手を組むクレイ。

8件のコメント

  • ユニコーンに認められた………………男………………
  • ユニコーンじゃなくてもなんでもいいんですが、、w
  • ユニコーンにするならTSしようよ(笑)。
  • 何でもいいなら異世界巨馬レース。
    国王号みたいなのばっかり。乗る人も世紀末覇王みたいなスーパーマッチョばっかり(笑)。
  • 黒王だよ。なんで王様になってるんだよ!(爆)
  • 黒王号、、うむ!とか言わなきゃ!
  • そうだ、バイコーンはどうだろう。前に私が使ったネタだけど略称バイク(笑)。
    それで、ライダーはモヒカンマッチョのヒャッハーさんばっかりという世界観(笑)。
  • 世紀末キター
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