ふーんそういう作品もあるのねー、ぐらいに思っていたのが
ツタヤかどこかで「ワケわかんなくて面白かったです!!」というレビューを見かけて俄然興味が沸き、映画版を観たんですけど
ワケわかんなくて面白かったです!!
シビアな話なのにどこか暖かくて変てこで
物語全体を通して“なにやら良いことを伝えようとしてるらしいが、喩えが特殊すぎる”感じが……。
なぜそれほどまで執拗に犬を……?
熊……?
“開いた窓は見過ごせ”の例え話は
「病んでるときほど“開いた窓”が目につきがちだけど、そっちへ吸い寄せられちゃダメよ」という教訓はもちろん
例え話自体がなんだか詩的で、すごーく好きになりました。
ほかにも“成長しない妹”のエピソードとか、創作畑で挫折した経験のある人は何も感じずにはいられないでしょう。