• ラブコメ
  • 詩・童話・その他

「書かねば書く」というフレーズ

超がつくほどの余談です。

私がたまに思い出したように呟いてるこのフレーズ。よくよく見るとヘンな日本語ですね。ただ、響きが好きでよく使います。あとまぁ、「よし、やるか!」って体にスイッチを入れる号令のような感じ。

意味合いとしては、「自分が書かないと始まらないんだし書くか!」みたいなユルさでいいと思っています。

せっかくなので文法的にバラしてみると、

 「書か(動詞)」+「ね(打消しの助動詞)」+「ば(接続助詞)」

といったところ。
「ね」の活用によっていくつかの意味が推定できるようです。


ここから先は古典や学校で習うような現代文の活用形の話。

●打消しの助動詞「ぬ」の仮定形+接続助詞「ば」
《もし…ないなら。》
 ⇒もし(誰も)書かないのなら(私が)書く。

《…ないと絶対に。…ない場合はきまって。》
 ⇒「(今の話を)書かなければ(次の話が書けないので)書く」

●打消しの助動詞「ず」の已然形+接続助詞「ば」
《打消しの順接確定条件を表す。《…ないので。》
 ⇒「(私がいつまでも)書かないので(気分が乗ってるいまのうちに)書く」



ま、書こうよってことですね。
なので一日ちょっとずつでも書いていかないとと思うときに「書かねば書く」とつぶやいています。 

2件のコメント

  • 分かります。いい言葉ですね。


  • 書かねば斯く、なんて。
コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する