最近、ゲーム企画やゲームシナリオも勉強の範疇に入れて書き物を進めています。
もともとゲームが大好きということもあり、なぜこうも熱中できるのかということを突き詰めてみたいと思ったからです。それを単に「ゲーム中毒だから」で終わらせるのはとてもつまらないですから。
で、ゲームの面白さを練るための軸に「ゲーム性」があります。よく言われますよね、そのゲームはゲーム性が高いやら低いやら。
そのゲーム性があるから、人はゲームというエンタメに熱中してしまうようです。
では、小説にそのゲーム性らしき要素を落とし込むとどうなるのだろう。
はたまた、ゲーム性を小説に落とし込んだカテゴリはあるのだろうか。
ふと、そんなことを思ったわけです。
そこで浮かんだのは「推理小説」でした。
物語を進行させながら犯人を当てるための構成を凝らして書き進める。そんな小説。
これはゲーム性が高い小説だな、と思いました。
道理で、「私、ミステリしか読まないんです」ってヒトも出るワケですね。
余談ながら、この場合の「ゲーム性」とは「安心して達成感を獲得しに行くための仕組み」のことです。人物にステータスを振り分けたり超絶スキルを持たせたり、というのはちょっと別の話かな、と考えています。