みなさん、はじめまして。拙糸と書いて、ツタナイトと申します。
いつも、僕の作品をご覧いただき、ありがとうございます。
今日は少し、作品のことと、僕自身が大切にしていることを記したいと思います。
最弱ギルドの挑戦状の第一章部分は、私が中学生の時分に設定を考え、高校生の足りない頭で文章化したものになっています。そのため、多々おかしな表現があるかと思いますが、ご了承ください。
さて、この作品タイトルにはギルドと入ってはいますが、本作品の主軸は、落ちこぼれと呼ばれているユンクレア支部のギルドメンバーを中心にした、人々が織りなす物語です。
そのため、主人公格であるフーガやミヨ、スバル以外にも、協力者であるロインや、コンキス、その他ユンクレア支部に関わる人間にスポットを当てることもあると思います。寧ろ、主人公であるフーガの経歴を大っぴらげに語られることは、ほぼないと言って間違いないと思います。
僕が話を書く上で大切にしているのは、なるべく読んでくれる皆さんが共感し、納得してくれる客観性のある話にしようということです。
ま、言い換えれば、最近ありふれている異世界転生系統で、転生した少し性格が一般的でなく、社交性が少し足りない……つまり陰キャな主人公が有無を言わさず超SSS級スキルを授けられ、転生した先の異世界で俺TUEEEみたいな、そういう見る人によって抵抗を感じるような話は書きません。
もし超弩級のスキルや能力を手に入れたとしても、そこに至るまでの過程や心情、人々の関わりを僕は話に落とし込んでいますので、最新話でそのような点に少し疑問を抱かれたら、数話戻ってみてください。そのきっかけになるシーンを必ず描いています。
……とは言っていますが、僕は別に異世界転生が嫌いなわけじゃありません。
寧ろ好きです。
また、僕は登場人物の心理描写や動作をたくさん書く一方で、詳しい人物像を書きません。それはなぜか?
読んでいる皆さんに、それぞれ自分の思い描く人物を当てはめてほしいからです。本は不思議なもので、その世界観に引き込まれて(もしくは惹き込まれて)、初めて面白いと感じることができます。だから、僕は無闇矢鱈にその人物を詳しく書いたりしません。読み手の皆さんの思ったままを、大切にしてほしいんです。
……流石に服装位は書きますよ。
というわけで、この作品には様々なこだわりが詰まっています。今読まれているみなさんも、これからお読みになる皆さんも、どうぞ楽しんでいってください。