• エッセイ・ノンフィクション
  • 異世界ファンタジー

「機密案件」公開しました!

 皆様、いかがお過ごしですか? 前回の近況ノートでお知らせした新作、公開しました。もしよかったら読んでみてください。原稿用紙、80枚くらいかな?

 なんて書いていて、今、思い出しました。
 これたしか、5年位前に「集英社コバルト短編小説賞」の「もう一歩賞」かなんかのところに載ったやつじゃなかったか? 賞はもらえなかったんでそのまま書き足して、「どこか公募に出そうかな」と思ったんだけど、「万が一これで賞取ったとして、次回作もこんな感じの書け」とか言われたらいやだよなー、と、ありもしないことを夢想したまますっかり忘れていました。

 でも実際、コバルトの「もう一歩賞」は2回目なんですよ。一度目の時は12歳の時で、パソコンもなかったから、手書きの原稿だったんです。私の原稿に編集の人がびっしり赤ペンで字を入れて、「この通りに書き直して〇月〇日までに絶対返却のこと」みたいなことを書かれて家に送られてきたんですよ。で、親にコソコソ隠れてやっていたら、「そんなことしてるヒマがあったら勉強しなさい!」って怒られて、翌日学校から帰ってきたら原稿、捨てられてたんです。
 当時は今のように、「未成年は親の許可を得てどうしたこうした」みたいなのはなかったですからね。
 
 私の運も、そこで尽きたんでしょう。「もう一歩賞」のところに名前があり、「あの時返してたら、賞もらってたのかなあ」などと思いながら〇十年が経過して今に至るわけです。

 でもぶっちゃけ、コロナ後は公募、さらに難しくなってます。コロナ前はふつうに二次ぐらいまでは残ってたのに、コロナをはさんでからは一次も突破できなくなってしまった。講評もらったの以外は、どこまで残ったかも追ってないです。疲れちゃった。

 それでカクヨムに来たんですけど、読んでもらえるだけで「来てよかったなあ」と思っています。

 みなさん、どうもありがとうございます。

9件のコメント

  • 月森先生にそんな過去があったとは!!才能の塊なんですね😊😊

    私なんて小学校の作文コンクールで入賞とか、自動車学校の卒論で優秀賞とか、あはは( ̄▽ ̄;)レベルがわたす〜低い笑
  • 12歳の時直してたら、本当にそのまま作家デビューだったかも知れないですね。

    すごい……。僕は漫画読んで昼寝してるだけのダメな子でしたよ。

  • たからさん、才能とかじゃないと思いますよ。

    全部、偶然。だって、カクヨムにいる作家さんとかけっこうみんな、うまいじゃないですか。「なんでこの人デビューしないの⁉」って人もたくさんいるし。
     こうなったらもう、「運」ですね~。
  • aoiさん。

    多分うまく作家デビューしてたとしても、今は何も変わらないと思うよ。プロフィール欄に「出版経験あり」というひと言が付け加えられるだけで。だって、若くて出版した人で生き残ってる人、少ないもん。(いるのかなあ)
  • 私にとって小説書くってことはaoiが漫画読んで昼寝してるのと同じことだったんだよ!
  • 小説書き始めるとやっぱり出版て、みんな一度は夢見ると思うんですよね。すごいなぁ〜。と思います。
     
    たしかに何でもですけど、若くていきなり成功した人は消えていくイメージがありますね。少しずつ実力つけて、いつか花開くの方がいいのかも知れませんね。

  •  今は何でも、一度花開いて終わっていく感じが多いよね。それで、開く花が多いから目立たずに終わってしまう、みたいな。

     それも時代なのかなあ、と思う今日この頃。
  • たくさん一度に公開されると嬉しい!
    自分のも書かないといけないのに!
    じっくり読みます
  • 晁衡さん!

    これが長編なら連載なんですけど、中編なんで中途半端にじらしてもなあ、と思いまして。

     ただ、一話が長いとスキマ時間で読まれる方には向かないかと思って話数は細かく分けてますけど。

     お時間のある時にでも、おねがいします。
コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する