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この小説、すでに書き始めてから相当の年月がたってるんですね。で、その間にどんどん世界情勢が変わって行っています。
ここに出てくる経済や国際関係などの事象はすべて自分が見聞きしたこと、調べたことを基にして書いているのですが。
やはり。高炉に関しての情報は古すぎました。私が調べた時には、「数年後には中東での火入れを予定している」となっていたのですが、いつの間にか時間は過ぎていたんですね。環境問題が企業経営に大きな影響を与える昨今、二酸化炭素削減に向けて、高炉を電炉に作り替えようという動きが速まっているようです。
というわけで、その動きに沿って「金の卵」の節を書き換えました。
「高炉メーカーが中東の会社と合弁で中東に高炉を建設」、ではなく、「高炉メーカーの子会社の電炉メーカーが、中東の会社と合弁で中東に電炉を建設」という形に変えました。そしてモハメドには、「その会社の中東の合弁先から、そこで作った鉄を売ってほしいと頼まれている。だから丸高の社員が欲しい」と、言わせました。
これはまた、最後の部分で重要になってきますので、こちらでお知らせしました。
興味のある方、是非、読んでみてください。
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社会派恋愛小説「川崎君の華麗なお仕事」
https://kakuyomu.jp/works/16817330648150755526「妖のもの」と戦いながら愛と友情を深める青春もの「思わせぶりな高宮くんと幼なじみの早瀬さん」。
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